今週のTOKYO HEADLINE
vol.187
(2005.01/17-01/23)
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MOVIE vol.187

今年の映画はココがすごい! VOL.2

2005年公開映画ラインアップ特集第1弾:真っ向ジャンル対決!!

断言します!! 2005年は「真っ向勝負」がスゴイ!

 お気に入りジャンルの作品はほとんど見ているという人、今年は例年にも増して映画づけになること請け合い! SF、ホラー、戦争もの、歴史大作にスター主演作。それぞれのジャンルに注目作品が顔を揃える。同じ土俵に上がった以上、もはや、真っ向対決は避けられない。注目の勝負はなんといっても夏休み映画で激突する、ルーカスvsスピルバーグ。ハリウッドリメイクのホラー対決や、自衛隊協力作品対決、なんていうのも面白そう。こうなると関係者の心中をさておき、その対決結果も楽しみになってくる。他作品と比較して鑑賞するのも、映画の楽しみ方のひとつ。興行収入ランキングなどが一般的な勝敗結果といえるけれど、ここはぜひ、厳しくチェックしつつ自分なりに採点してみるのもおもしろそうだ。今年はスコアボード片手に映画館を回ってみる? 



[ガチンコポイント]バトルフィールドは宇宙!

ジョージ・ルーカスとスティーブン・スピルバーグの超大作が同じ年に公開というだけでもスゴイのに、どちらも夏休み映画の目玉、しかも土俵は両者ともSF。新3部作最後の作品を放つルーカスか。これまでとは一変、侵略者としての宇宙人を描くスピルバーグか。このガチンコ対決は見ものだ!

『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』
 1977年に全米公開されるや、またたく間に世界中で熱狂的なファンを生み出したSF映画の金字塔6部作、最後のエピソードといわれているのが、本作『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』。全米では5月、日本では7月公開決定。巷であれこれと予測されていたサブタイトルも「シスの復讐」に正式に決まった。旧3部作から22年の時を経てジョージ・ルーカス監督が新たに手がけた3部作は、初公開当時のファンはもちろん新たな世代をもとりこにした。本作ではいよいよ、新3部作の主人公アナキンの運命が語られることに。邪悪なシスの陰謀のため共和国軍は崩壊。悪の皇帝が出現してしまう。そしてダークサイドに魅了されたジェダイの英雄アナキン・スカイウォーカーは、黒い装甲服を身に着ける…暗黒卿ダース・ベイダーとして。正と悪の均衡が崩れた銀河に残された希望、それはアナキンが密かに残した、レイアとルークの双子の兄妹だった。7月9日より日劇1他にて公開。

『宇宙戦争』
 監督、スティーブン・スピルバーグ。製作兼主演はトム・クルーズ。この夏、全世界同時公開される超大作『宇宙戦争』。脚本は『スパイダーマン』のデヴィッド・コープ。撮影は『シンドラーのリスト』のヤヌス・カミンスキー。音楽は『E.T.』のジョン・ウィリアムスと、そのスタッフもそうそうたるメンバーばかり。キャストも主演のトム・クルーズをはじめ、演技派俳優ティム・ロビンス、名子役ダコタ・ファニングらが集う。04年10月26日にクランクイン(『コラテラル』のPRで来日していたトムはこのために予定を切り上げ帰国した)。トップシークレット態勢の中、ニューヨーク、ニュージャージーにてロケ撮影を敢行。オリジナル版との違いや、これまで友好的な宇宙人を描いてきたスピルバーグがいかに宇宙人による侵略を描くのか、など興味は尽きない。夏、日比谷スカラ座1他にて公開。



[ガチンコポイント]日本出身です!

『THE JUON/呪怨』はオリジナル版の清水監督を起用したことが勝因か、全米でも驚異的な記録を達成。とすれば『ザ・リング2』も期待大だ。一方、名監督を配してリメイクした『ダーク・ウォーター』の奮闘が楽しみ!

『THE JUON/呪怨』
 2000年、オリジナルビデオ版として登場した「呪怨」「呪怨2」は口コミにより異例のヒット。さらに、清水崇監督の手によりハリウッドリメイクされ、全米興行収入2週連続1位という驚異的な記録を打ち出した。ハリウッド映画でありながら、ジャパニーズホラーの真髄を世界に見せつけた作品となったのだ。2月渋谷東急他にて公開予定。

『ザ・リング2』
 2002年にハリウッドリメイクされた『ザ・リング』。あれから2年、ハリウッドが独自のストーリーにより続編を制作した注目作だ。しかも今回はオリジナル版の監督、中田秀夫が監督を務めるだけに、恐怖の質や度合いも期待大。主演は前作に続きナオミ・ワッツ。夏、東宝洋画系にて公開。

『ダーク・ウォーター』
『セントラル・ステーション』の名匠ウォルター・サレスが監督、ジェニファー・コネリー主演、共演者には『海の上のピアニスト』のティム・ロスという豪華さで『仄暗い水の底から』がハリウッドリメイクされた要注目作だ。05年公開予定。



[ガチンコポイント]戦いに生き残れ!

キーワードは「原作、福井晴敏」。『ローレライ』『亡国のイージス』『戦国自衛隊1549』は3本とも、同じ原作者である福井晴敏の作品を映画化したもの。時代や舞台は違えど、いずれも戦争やテロといった状況のただ中で大切なものを守るために戦う人々の姿を描いた大作だ。

『亡国のイージス』
「イージス」とはギリシャ神話に登場する「無敵の盾」のこと。その名を冠した最新鋭の防空システムを搭載したイージス艦は海上自衛隊の護衛艦として、専守防衛の象徴ともなっている。防衛庁、海上自衛隊、航空自衛隊の全面協力を得て撮影された本物の迫力を持つ超大作だ。阪本順治監督のもとに真田広之、寺尾聰、中井貴一、佐藤浩市という日本を代表する男優たちが集った。無敵の盾を持つこの国の未来が、今問われる…。夏、丸の内ピカデリー1他にて公開。

『男たちの大和/YAMATO』
 今や伝説の戦艦「大和」の物語が終戦60年を迎える今年、ついに映画化される。昭和20年、日本の技術を結集して建造された世界最大の「不沈戦艦・大和」。しかし特攻の使命もむなしく、艦は海底に没した。辺見じゅん原作の小説を『おろしや国酔夢譚』の佐藤純彌が監督。「大和」の元乗組員たちとその家族たちの思いを込めて、空前のスケールで描かれる物語。05年全国東映系にて公開。

『ローレライ』
 第2次世界大戦。日本には、究極のシステムを持つ潜水艦があった。その名も「ローレライ」。艦に乗り込んだ男たちと一人の少女に課せられた使命、それは日本を滅亡から救うことだった…。役所広司、妻夫木聡、柳葉敏郎、堤真一ら日本のトップ俳優に、ヒロイン香椎由宇を加えた超豪華キャストももちろん見どころ。監督は『ガメラ』シリーズの樋口真嗣 。3月5日より東宝系にて公開。

『戦国自衛隊1549』
 1979年に公開され大ヒットした半村良原作の映画『戦国自衛隊』。あれから26年。現在の自衛隊が戦国にタイムスリップするという物語が21世紀に蘇る。江口洋介、鹿賀丈史、鈴木京香らをキャストに揃え、『ゴジラ×メカゴジラ』の手塚昌明が監督を手がける。21世紀の自衛隊の前に、織田信長が立ちはだかる!6月11日より全国東宝邦画系にて公開。



[ガチンコポイント]あのスターが見たい!

トップスターが主演する作品は、もうそれだけで気になるもの。今年はいよいよ“レオ”様やオーランドの最新作が公開。ニコール・キッドマンの『ビーウィッチ(原題)』やキアヌ・リーブスの『コンスタンティン』などもチェック!

『アビエイター』
 本年度アカデミー賞最有力候補とされるのは、総製作費150億円という巨費を注ぎ、巨匠マーティン・スコセッシと主演レオナルド・ディカプリオによる超大作。1930年代のハリウッド第一次黄金期に壮大な夢を追い続けた実在の男ハワード・ヒューズのトゥルー・ストーリー。ケイト・ブランシェット、ケイト・ベッキンセール、ジュード・ロウらも出演。すべての夢を手に入れたかに見える男が、本当に欲しかったものとは…。3月丸の内ルーブル他にて公開。

『アレキサンダー』
 総製作費200億円。オリバー・ストーン監督が2時間53分のフィルムに、史上最大の英雄アレキサンダー大王の生涯を、焼きつける! コリン・ファレル演じるアレキサンダーと、その母を演じるアンジェリーナ・ジョリー、プトレマイオス役のアンソニー・ホプキンスの存在感はさすが。古代のロマンを堪能する超大作。2月丸の内ピカデリー1他にて公開。

『甘い人生』
「これは私の代表作になる」−。イ・ビョンホンにこう言わしめる期待作。史上初の日韓同時公開を予定しており、公開時の盛り上がりが今から楽しみ。監督は『箪笥<たんす>』の俊才キム・ジウン。GW新宿武蔵野館他にて公開。

『キングダム・オブ・ヘブン』
『グラディエーター』のリドリー・スコット監督が新たに手がける歴史ロマンは12世紀のヨーロッパ、十字軍の時代を舞台にした恋と戦いの物語。注目の主演はオーランド・ブルーム。また(?)鍛冶屋から騎士となる1人の若き英雄を熱演。競演はエヴァ・グリーン、リーアム・ニーソンら。5月、日劇1他にて公開。

『マイ・ブラザー』
『ブラザーフッド』のウォンビンと『JSA』のシン・ハンギュが兄弟役で共演! ウォンビン演じる活発な弟ジョンヒョンと、シン・ハンギュ演じる心優しい兄ソンヒョンの、愛情と葛藤を描く感動作。「ジョンヒョン、一度でいいから僕のことを兄さんって呼んでくれないか?」。韓流スターが、兄弟愛でも泣かせる! 05年公開予定。



[ガチンコポイント]04年から噂のアノ映画

前評判は賛否あれど去年から注目されていた作品たち。その実力は!?

『Shall We ダンス?』
 周防正行監督の『Shall we ダンス?』がハリウッドでリメイクされると話題を集めてから数年。ついにその話題作が日本に“帰って”来る! リチャード・ギア、ジェニファー・ロペスが、あの名作をどう演じるか。GW、全国東宝洋画系にて公開。

『『バットマン ビギンズ』
 新バットマンにクリスチャン・ベールを迎えて復活。監督は『メメント』のクリストファー・ノーラン。話題に尽きない人気シリーズ最新作だが、今回の見どころはやはり『ラスト・サムライ』の渡辺謙のハリウッド・スターぶり? 夏、丸の内ピカデリー1他にて公開。

『チーム・アメリカ ワールド・ポリス』
“『華氏911』より過激な映画”と昨年から巷で注目を集めていたこの作品『サウスパーク』の監督、スタッフが世界に放つのは、あの著名人そっくりなキャラクターたちが次々と登場する、爆笑エンタメ作品。このブラックさはハンパじゃない!05年公開。

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