
vol.193
自分の旅は自分で作る!ー
こだわり個人旅行
初めての海外旅行は添乗員つきのパッケージツアーで楽しんだという人も、2回目からは自分で自由に行動してみたいと思う人は多いはず。個人旅行を安心に楽しむコツを紹介します!
「自分だけの旅を探す」。それは旅人の第一歩
海外旅行といえば、添乗員つきで航空券、宿泊ホテル、現地での送迎に観光先まで、しっかりとスケジュールに組み込まれたパッケージツアーが主流。そんな海外旅行のイメージは、すでに変わりつつある。確かに、すべてが手配されているパッケージツアーには安心感がある。しかし美術館を鑑賞するのも、テーマパークで遊ぶのも、しっかりと時間を設定されて団体で行動しなければならないという面を、敬遠する人が増えていることも確か。それは旅慣れた人ばかりではない。1度団体旅行などで現地の感覚をつかんだ旅行者が、次は自分で自由に観光をしたい、ツアーに含まれていなかった場所に足を延ばしたいなど、自分の希望をもとに個人旅行を計画するのだ。
もちろん、自由行動時間を多く設定しているパッケージツアーも多い。航空券とホテルを確保し、現地で好きなオプショナルをつける。それなりに自由に現地で過ごすことが出来るが、個人旅行の本当の醍醐味は、限られた自由行動時間で味わうことはできない。すべてが自分の意思に基づく個人旅行では、旅行計画から自分だけの旅が始まる。どこの国、地域、場所に行きたいのか。現地で何をしたいのか。旅の目的をしっかり持ち、自分で旅のテーマを決める。幻のワインを手に入れるためにワイナリーを巡る。アフリカで、現地の部族と数日間を過ごす。オーロラを見に行く。地中海の海の色を見に行く。世界一周をする。
しかし自力でツアーコースや宿泊先、滞在日数、時間を設定するといっても、初めていく場所、知らない言語など、旅に不安はつきないもの。その不安を解決することも、旅行計画の大事なポイント。まずは情報収集、そして対策が必要だが、いくら旅慣れた人であっても、一般個人の力には限界がある。そこで、個人旅行を最大限にサポートしてくれる旅行会社を見つけるべし。もちろん申し込みをする前にも相談は必要だが、旅行が決まったら、自分の旅に必要なことの手配はもちろん、自分の立てた計画に無理がないかどうかや実際に現地で必要な情報の取得、体験談に至るまで、可能な限りの知識を得よう。差し出された旅ではなく、自分で作る自分だけの旅へ。それが、旅人になる第1歩なのだ。
しっかり情報、きちんと準備。自由な旅を楽しむために。
また、常に旅行のプロが付き添っているわけではない個人旅行では、個人の自覚も必要だ。まずは旅行先でトラブルを招かないために必要な情報を得、準備をしておくこと。プランを相談する際には、自分の目的を伝えておく。旅のプロたちにその目的で旅をするときに起こりそうなトラブルを想定してもらうのだ。次に空港からホテル、ホテルから観光先の移動手段は最低限チェック、確保しておくこと。交通手段、料金、時間、時刻表や路線なども確認しよう。また、現地で宿泊先を決めるという人も、最初の1泊は確保しておいた方が良い。旅行会社が手配するのと個人が現地でするのとでは、宿泊料金にも差が出るのだ。そして保険も肝心。自分が海外でケガや病気になったときはもちろん、家族が現地に急行しなければならなくなった場合、チャーター便を飛ばすこともあり得る。また、旅行先によっては、むやみにブランドものを持ち歩かないなどトラブルを招かないための服装などの注意も、アドバイスをもらいつつ自分でも心がけること。そして、現地の慣習や挨拶を覚えておく。個人で旅するということは、現地の人々と自分の力で接するということだからだ。プロのサポートと自分の意識。これが個人旅行のコツなのだ。
ポイント1 目的エリアのプロを探し出す。 |
スイス、北欧エリアのファンに人気の高い旅行会社がこちら、日本トラベル。1名からの日本語ガイドつきスイス・ハイキングから周遊ツアーまで、格安航空券を探しながら旅の手配をしてくれる。「サイト内にはスイスの個人旅行作成フォームがあるので、ぜひ活用してみてください」井川さんは、スイスでガイドをした経験もある。
★井川さんが経験した個人旅行ハプニング…「乗るつもりだった特急列車が、冬期で走っていなかったことがありました。仕方なく別の路線を使いましたが、かなり費用と時間のロスになりましたよ(笑)」観光先との移動手段の確保は、念入りに。
★ツアー一例…「氷河特急ご乗車・欧州系航空会社で行く《グリンデルワルド&ツェルマット》6日間」 5泊6日(うち機中泊1泊)16万8000円〜。憧れの氷河特急に乗る、お得なスイス周遊ツアー。こちらを基本に、延泊やオプションなどで自分なりにアレンジしてみてもいい。日本トラベル【問い合わせ】03-3511-1070【URL】 http://www.nippon-travel.com/
|
ポイント2 「自由」にも「安心」にもしっかりこだわる。 |
今回はスタッフの井原さんにお話をうかがった。「ツアーは基本的に1名から承るので、パッケージツアーによくある、参加人数が集まらないのでツアー中止、といったことはありません」。こちらにはインド方面やアフリカ、中近東、中南米といった辺境の国々を旅したい、という人も多く相談に訪れる。「すべての対応エリアで、日本語もしくは英語のスルーガイドの手配が可能です。移動手段が限られるケニアなどでは、ドライバーガイドも用意します」スルーガイドとは、旅の間中、旅行者に付き添ってくれるガイドのこと。毎週土曜に説明会(要予約)をしているので参加してみては。
★井原さんが経験した個人旅行ハプニング…「飛行機の乗り継ぎに失敗してしまったことがあります。最後の飛行機に乗り遅れてしまって。チェックアウトしたばかりのホテルに戻って、もう1泊しました(笑)」
★ツアー一例…「5ツ星サファリロッジ ムパタクラブ 感動のケニア4大国立公園サファリ」:豪華ロッジに2泊。マサイマラ・ナクル湖・アバーディア・アンボセリのケニア4大国立公園でいろんなタイプのサファリを体験。リゾートとアウトドア両方の楽しみを満喫できる。8泊9日(うち機中泊2日)・29万9000円〜/「ロングステイ・インド3都市周遊 スーパーフリー&列車の旅」:デリー、アグラ、ベナレスを周遊するフリーツアー。設定されているのはホテルと移動手段だけ。日中に何をするかは自分しだい。しかも日本語スルーガイドつきで安心。8泊9日(うち機中泊2日)・8万9000円〜 ファイブスタークラブ【問い合わせ】03-3259-1511【URL】 http://www.fivestar-club.co.jp/
|
ポイント3 格安航空券を賢く使う。 |
格安航空券といえばこちら。以前は若者層が利用するというイメージだったH.I.S.だが、近年は個人旅行をする年齢層の幅が広がりを見せているという。「40代、50代の方も団体旅行ではなく、自由に旅をしたいという方が多いようです」と橋本さん。実はH.I.S.では、ツアーと航空券のみの利用者の割合が、ほとんど変わらない。航空券を買うだけではなく、入国情報などの基本的な情報から、現地のアクセス案内、各種旅行保険案内まで、相談して旅のプランを組み立てることが出来るのだ。
★橋本さんが経験した個人旅行ハプニング…「深夜便で現地について、そこからホテルを探そうとして見つからなかったことがあります。結局、仲間とモーテルに泊まりました」。到着時間とホテルの確保は気をつけたい。
★ツアー一例…「上海直行便」2万9500円(3月4日〜15日)「ロンドン直行便」6万4800円(3月8、9、15日) H.I.S.【問い合わせ】03-5360-4891(新宿本社)【URL】 http://www.his-j.com/
|