
vol.193
笑顔の鈴木京香、涙の長澤まさみ
第28回日本アカデミー賞授賞式
2月18日。日本映画界最大の祭典『第28回日本アカデミー賞』の授賞式が、新高輪プリンスホテルで華やかに行われた。今年度最多の12部門にノミネートされたのは、『血と骨』(崔洋一監督)、『隠し剣 鬼の爪』(山田洋次監督)、『半落ち』(佐々部清監督)の3作品。それに10部門ノミネートの『世界の中心で、愛をさけぶ』(行定勲監督)が続き、『スウィングガールズ』を加えた5作品が、最大の名誉といわれる作品賞の候補にあげられていた。監督たちはそれぞれ緊張した面持ちで壇上にあがり、各男優賞候補は、シックな中にも個性を出したファッションで登場。助演、主演女優賞の発表では、あでやかなドレスの競演となった。注目を集めたのは、4度目の優秀主演女優賞受賞で、念願の最優秀に選ばれた鈴木京香。トロフィーを手渡されると「まさか頂戴できるとは思ってませんでした。もっと頑張るようにという賞だと思って頑張ります」と満面の笑み。対象となった『血と骨』からは、オダギリジョーが最優秀助演男優賞、崔洋一監督が最優秀監督賞を受賞。オダギリは笑顔で、崔監督は「まさか選ばれるとは」と語りながらも、受賞の喜びを表した。
最優秀助演女優賞と話題賞の2冠に輝いた長澤まさみは、大粒の涙を流しながら、「もっともっとすてきな女優さんになれるように努力していきたい」と今後の活躍を誓った。注目の最優秀作品賞は『半落ち』。新人俳優賞には土屋アンナと森山未來など6人が選ばれた。