今週のTOKYO HEADLINE
vol.194
(2005.03/07-03/13)
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MOVIE vol.194

全世界の負け犬女性のハートをつかんだ
ナイスガイ俳優来日インタビュー!!
『ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12カ月』

コリン・ファース

ブリジットに恋をしない方がおかしいよ!
.こんなにも、世界中の人に愛されているんだから

 落ち着いたダーク・ジャケットに身を包み、にこやかに現れたのは、前作『ブリジット・ジョーンズの日記』で全世界の“負け犬”女性を夢中にさせた“マーク・ダーシー”役、コリン・ファース。マーク役のコリン、ブリジット役のレニー・ゼルウィガー、元カレ、ダニエル役ヒュ−・グラントとおなじみの3人が再び集結し、前作にも増してハッピーなラブロマンスを描き出した。
「前作の時点で続編が作られるであろうことは、皆感じていて、気づいたら“2”にも出演することになっていた(笑)。撮影中、“そういえばこの映画に出るって言った?”とヒューに聞いたら彼も、“そういえば言ってない、”って(笑)。1年くらい前なら断るチャンスもあったんだろうけど、自分ひとりが出演しないと言い出したら大変なことになるだろう、と3人とも考えたんだと思うよ。結局軍隊に入れられるかのように、引きずり込まれていったんだ(笑)」


 本作の役どころについて彼はこう語る。
「今回は特に役作りはしなかった。前作と同じ人物を演じているわけだし、それでいて、違ったシチュエーションでのマークを見せることで、新鮮さを感じてもらえるだろうと思ったしね。“女性と付き合っているマーク・ダーシー”をどのように表現するか、これはかなり難しいことだった。なぜなら、マークという男は自分の内面を決して表現しないからね。感情を表に出してしまえば、マークらしさがなくなってしまう。マークの良さを、感情を隠した演技で表現しなければならなかったんだ。そのあたりのバランスにはとても気をつけたよ」
 これまでのマークらしさだけでなく、マークの新しい一面に出会えることも楽しみだ。
「感情的なシーンは前作よりも多いね。マークというのは自分のつらさも押さえ込んでしまう。本作でも、ピンチに陥ったブリジットを助けに行く場面では、表向きは無表情でいるけれど、本当はとてもつらい思いをしているんだ。今回は、そういったマークの演技が、前回よりも多くなっていると思うよ」


 しかしコリン本人が気に入っている場面がどこかを尋ねると、残念な事実が…。
「映画作品に出演していて、僕がフラストレーションを感じるのは、カットされてしまう部分がとても多い、ということなんだ! 自分が良いと思っているシーンでも、カットされてしまう。でもそれは僕のコントロール外のことだからね。実は今回も、ブリジットとマークのシーンで、僕がベストだと思っていた場面が、残念ながら本編には入ってないんだよ。全体のバランスや流れ、作品の上映時間のことなどで、カットされることは仕方のないことだし、結果的にはそれでよかったのかも知れない。難しいものだよね。まあ、DVDになれば、見ることができると思うよ(笑)」冷静で、エリートで、でも内に秘めた愛情は深い。そんな完璧なマークは、なぜブリジットに惹かれたのだろう。
「それは彼女がとても人間的だからだと思う。ブリジットは正直で、自分のすべてをさらけ出している。一方、マークの周りにいる人間ときたらまるで正反対で、生真面目で、面白味がなくて、お高くとまっているような人物ばかりなんだ。それでマークはブリジットのはつらつさが新鮮なんだろうね。それに、日本では“負け犬”という言葉が流行っているようだけど(笑)、僕は、ブリジットは決して“負け犬”なんかじゃないと思う。彼女は頭がいいし、失敗ばかりしているように見えてもそれが昇進のきっかけになったりする。モテないというけれど、彼女をめぐって2人の男が取り合いをするわけだ。太っているとかキレイじゃない、なんていうのも彼女の自意識の中だけのこと。僕に言わせれば、マークがブリジットに恋をしないほうがおかしいよ。実際、ブリジットというキャラクターは、こんなにも世界の人々に愛されているんだから」
 ブリジットと恋人たちの物語は、負け犬かどうかなんて関係ない。自分らしく生きる、すべての女性に見てほしい作品なのだ。

『ブリジット・ジョーンズの日記きれそうなわたしの12か月
監督:ビーバン・キドロン 出演:レニー・ゼルウィガー、ヒュ−・グラント、コリン・ファース他 UIP配給/1時間47分/丸の内ピカデリー1他にて3月19日よりロードショー公開  
【URL】http://www.bj-diary.jp/
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