
vol.195
day after tomorrow interview
サンニンノ、ミリョク。
出身もバラバラ。経歴もバラバラ。年齢もバラバラ。でも、1つのユニット。オリジナル映画『day alone〜マノーラと姫ちゃん〜』と連動した3カ月連続リリースも、3月のフルアルバム『day alone』で完結したday after tomorrow。メディアミックスの新しいスタイルに取り組んだヴォーカル・misono、ギター・北野正人、キーボード・鈴木大輔の3人が、フルアルバムを語る。
両方が両方刺激しあって、
100点たす100点は200点。
鈴木大輔(以下、鈴)「もともとの企画自体が去年の夏に出した『lost angel』から始まっていて、今度は長編のものを作ろうということになったんだよね。映画のあらすじがあって、それに合わせて歌詞を書いて、っていうのがあり、かつ僕たちとしてはアルバムを作ってもいた。その意味では、今までどおりにアルバム作ってる、って感覚ではあったかな。みんなが聞いて喜んでくれるものを作ろうっていうコンセプトは変わらず持っていて…」
北野正人(以下、北)「そうだね、基本的に捨て曲はやらないっていう。アルバムの中にシングルがあって、それを生かすために捨て曲を入れるということはしたくない。この3人はやっぱりミーハーの集まりというか、すごくいいものを“いい”と思って聞いてきた連中の集まりなんで、作るものもいいものじゃないとダメだなって」
misono(以下、m)「歌詞は台本を読んだサウンドプロデューサーの五十嵐さんが書いてくれたので、映画とマッチするよね。曲を聞きながら映画を見ると、両方が両方刺激しあって、100点たす100点は200点、みたいな」
鈴「よりコラボレートしてるよね」
m「そうそう。12曲通してもストーリーがあるし、1曲の中でも流れがあるし、“歌う女優”みたいだった。歌い方にも、五十嵐さんやディレクターさんが“こんな風に歌ったら”とか、テーマにあわせてどんどん注文があって。前は、misonoのものさしの中でいいと思うmisonoを出してきたけど、今度は人がいいと思うmisonoを届けよう、って。歌い方、歌声、メイク、衣装…。幅が広がって、新しい自分が発見できたよ。misonoにも、いろんな曲があって、いろんな歌い方があるから、みんなに聞いてほしいなぁ」
北「あ、今回アルバムの音がすごく良かったんだよね。マスタリングでみんな大絶賛。全方位に音出て、すごく洋楽っぽい出方してる」
m「いい仕上がりだよ。アルバムだけでも楽しめるんだよね。映像は、プラスアルファでもっと楽しめるものを作ったっていうか」
鈴「うまくリンクしてたらいいな。こういうの、ドラマのタイアップとは違う嬉しさがあったし。これだけ長い映像とのコラボレーションは結構新しいと思うから、とにかくまずは見てください、聞いてください、だよね」
北「僕は“まず買ってくれ”(笑)。買わなきゃ聞けないし。でも、最近の僕たちってCDの価値観が変わってきてるよね。小っちゃいころってネットもなくって、地元の唯一の大きい本屋に行って音楽の雑誌読んで、これ買ってみよう、でも4つくらいあるうちから1つに絞って、1時間くらいかけて難波のタワーレコードに行って、初めて買う。そうやって買ったから、1曲1曲すごく大事に聞いた。最近はそういうのがない。やっぱりっていうのではなく、買う喜びから始めてほしいよね」
鈴「あー、それ分かる。俺も中学校の時悩んだ。そのCDはほんと宝物だった」
北「そう、当時のCDってケースもぼろぼろで歌詞カードもぼろぼろになるくらい見てるけど、キレイに残ってるんだよ。あ、ぼろぼろだからキレイじゃないけど(笑)、ちゃんと聞けるし」
m「手許に置いて欲しいよね。レンタルだと聞くことだけはできるし、聞くことが一番大事だけど例えば誰が曲書いてるんだ、っていうのも載ってるのが歌詞カードだし。あと、ジャケ写。一応タイで10日間かけて撮ってきたから写真を見ながらタイを感じてもらえたらなぁ」
鈴「そこまで含めて作品だからね」
m「そうそう」
鈴「今回は映画があって、小説があって、CDがあって、それぞれで楽しめるし、一緒に楽しんでもいい。とにかく見て、聞いて欲しいな」
3rd Full Album『day alone』+DVD
全12曲中11曲がタイアップ曲というフルアルバム。アルバムCDのみ 2940円。発売中
|
オリジナル映画『day alone〜マノーラと姫ちゃん〜』の第1・2話のダイジェストと第3話(最終回)を収録したDVDとアルバムCDのセット。3990円。発売中
|