
vol.196
ハリウッド伝説の男にディカプリオが挑む
『アビエイター』
本年度のアカデミー賞で最も注目されていた作品といえばこの作品。前哨戦のゴールデングローブ賞を制し、アカデミー賞でも最多部門にノミネートされていた『アビエイター』。マーティン・スコセッシ監督と主演のレオナルド・ディカプリオにとっても念願の受賞となるはずが、惜しくも主要部門での受賞はならず。しかしだからといってこの作品の壮大さに遜色はなし。『Ray/レイ』『ビヨンド the シー』と伝記モノ映画が続く中、最も破格のスケールを誇る超大作なのだ。ハワード・ヒューズという存在に、10代のころから魅了されてきたというディカプリオ。それだけに実在のヒューズの存在感、カリスマ性、そして内に秘めた繊細な心を、見事演じきった。特に、追い詰められていくヒューズを演じる姿は鬼気迫るものがある。もちろん、他のキャスト陣もそうそうたるもの。キャサリン・ヘップバーンを演じるのは『ロード・オブ・ザリング』三部作から『ヴェロニカ・ゲリン』のような社会派作品まで自在に演じきるケイト・ブランシェット。エヴァ・ガードナー役には『ヴァン・ヘルシング』など大作出演の続くケイト・ベッキンセール。さらにエロール・フリン役にジュード・ロウ。製作陣には『コラテラル』のマイケル・マンも名を連ね、またディカプリオ自身もエグゼクティブ・プロデューサーを兼ねている。
若くして莫大な富を得、巨額の費用を映画製作と新型飛行機の開発に注ぎ込んだ、20世紀の巨人ハワード・ヒューズ。世界一の夢を叶えた男が、本当に求めたものとは何だったのか。光と影に彩られた1人の男を追う超大作ドラマ。
◆story…他界した父の遺産を受け継ぎ若くして巨万の富を得たハワード・ヒューズ。彼は映画を製作するために破格の費用と年月をかける。やがて完成した映画「地獄の天使」は大絶賛される。
監督:マーティン・スコセッシ 出演:レオナルド・ディカプリオ、ケイト・ブランシェット、ケイト・ベッキンセール他 松竹、日本ヘラルド映画配給/2時間49分/丸の内ルーブル、新宿ミラノ座、ヴァージンシネマズ六本木ヒルズ他にて3月26日よりロードショー公開 【URL】http://www.aviator-movie.jp/
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