
vol.202
映画『ヘアスタイル』3人のヒロインはぜーんぶ私です!!
浅見れいな INTERVIEW
『下妻物語』の監督、中島哲也がユニークな映画をプロデュース。3人の監督、3つの物語、でも主演は1人! 映画『ヘアスタイル』は、おさげ、アフロ、マッシュルームカットという3人の女の子の恋を描くユニークなオムニバス・ストーリーだ。その3人のヒロインを“1人3役”で演じるのが、注目の若手女優、浅見れいな。「最初のうちは、どんな映画になるのかイメージがつかなくて。でも面白そうだな、とすぐ思いましたね」。
映画初主演にして、監督もスタッフも全く違う3つの現場を、わずか2週間で順番に体験することになった。「確かに大変ではありましたけど、本当に楽しい日々でしたね。それぞれ個性的な監督たちとお仕事できて、まったく違う現場の雰囲気を3つも体験できたし」。
オムニバスとはいえ、1本の映画で3役をこなさなければならないというのは、かなりのプレッシャーになりそうなものだが、彼女は実にいきいきとしている。もともと器用なタイプ?
「全然器用じゃないですよ!監督やキャストの方々に助けられたんです。映画の現場はやっぱり好きですね。脚本を読んで、自分の演じるのがどんな人物かを考えて、それを現場に持っていって皆と一緒に膨らませていく、という作業が本当に好きなんです」。
岩田ユキ監督作品〈おさげの本棚〉はレトロなエロ古本屋の娘と、本屋に通う青年とのほのぼのラブ・ストーリー。
「岩田監督はかなりマイペースで不思議な方です(笑)。この作品のヒロインを、よりマイペースにした感じかな。ほわん、としているんだけど、結構考えていることはムッツリだったりして(笑)」
ハロルド松村監督作品〈アフロアメリカン〉はナンセンスさがキュートなユニークな一本。「松村監督は、この作品と全然違ってとても静かな人です(笑)。これまでコメディーを演じたことがない私にとって、ハードルが高い役でした(笑)。私ってかぶりものが好きで、アフロもノリノリでかぶっていましたね(笑)」。
宮野雅之監督作品〈マッシュルーム〉は、片思いをしている女の子がついた小さな嘘をめぐるちょっぴり切ない恋物語。「宮野監督は、微妙な女の子の気持ちが分かる人なんです。恋愛感も女性っぽいですし。すごく興味があったので対談したときにいろいろ聞き出しちゃいました(笑)」。
初めて3作品のスタッフが揃った打ち上げで、普段のヘアスタイルをしていた彼女に、スタッフたちがヒロインだと気づかなかったという話もあるほど、全く表情の違う3つの役を演じきった浅見れいな。何にでもチャレンジしていきたい、と語る浅見れいなの今後に期待大だ。