
vol.209
タイソン敗戦、ボクシング引退へ
ボクシングの元統一世界ヘビー級王者マイク・タイソン(米国)が11日、米ワシントンのMCIセンターでケビン・マクブライド(アイルランド)とノンタイトル戦を行ったが、6回TKOで敗れた。
タイソンは序盤から積極的にパンチを繰り出したが、徐々に疲れが見え始め、5回には防戦一方に。6回終了間際に浴びたパンチでロープを背に倒れた。タイソンは試合後の会見で、「私はもう終わった。これ以上ファイトすることに興味はない」と語り、現役引退を示唆した。
しかし今回の引退発言で、かねてからうわさされていた「K−1マット上陸」が現実味を帯びてきたといえる。かつてK−1とタイソンは参戦秒読みの段階まで入っていたものの、タイソンがボクシングに復帰したため実現していなかった。対戦相手は過去に因縁が生まれたサップや元横綱・曙、そして強豪ぞろいのK−1戦士など、さまざまなケースが考えられるが、すべての組み合わせが「ドリームマッチ」に化ける爆発力を秘める。もしタイソンがK−1マットで新たなキャリアをスタートすることになれば、世界中が驚く「ビッグニュース」になることは確実。ボクシング界を席巻した野獣の動向から、しばらくは目が離せなくなりそうだ。