今週のTOKYO HEADLINE
vol.213
(2005.07/18-07/24)
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MOVIE vol.213

THIS WEEKEND CINEMA

『皇帝ペンギン』

極寒の南極で語られる、ペンギンの家族の物語

 厳寒の南極大陸。想像を絶するこの白銀の世界で生命を育む生き物、皇帝ペンギン。その極寒の地が最も厳しい寒さを迎える季節、彼らは次の命を生み育てるのだ。厳しい自然とともに生き、生命を繋いでいく彼らの1年に密着し、その真実の物語を追った話題の映画『皇帝ペンギン』。監督は数々の動物ドキュメンタリーを手がけてきたフランスのドキュメンタリー映像作家、リュック・ジャケ。本作は、フランスで公開されるや『WATARIDORI』『ディープ・ブルー』の10倍以上もの大ヒットを記録した話題作。
 まず目を奪われるのは、その幻想的なほど美しい南極の風景。しかしそれは同時に、命あるものにとっては過酷過ぎる場所なのだ。カメラは、皇帝ペンギンたちが毎年繁殖のために行う、長く辛い旅を追っていく。そして彼らは自分たちの物語を語り始める。数ヵ月間に及ぶ絶食。南極の住人であるペンギンたちの命をも奪うブリザード。やがて生まれてくる小さな命…。そこには、単なる動物ドキュメンタリーでは語られない物語が込められている。人間が簡単に訪れることのできない極寒の地で紡がれる妻と夫、親と子、家族の絆。種の枠を超えてペンギンたちの姿に共感、感動できる壮大な愛のドラマが繰り広げられる。
 日本語版ではペンギンの声に大沢たかお(父)、石田ひかり(母)、神木隆之介(子)が出演。日本語版イメージソングで、Charaが曲を書き下ろしている。ちなみにその新曲「光の庭」はネット配信のみのリリースとなる。
 暑い夏、遠い南極に生きる皇帝ペンギンたちに思いをはせてみよう。

◆story…南極に冬が訪れようとするころ、皇帝ペンギンたちは安息の海から離れ、繁殖のため数百キロもの移動を行う。やがて繁殖地に到着した彼らは、その年唯一のパートナーを選び、ともに命を育んでいく。
監督:リュック・ジャケ 日本語版声の出演:大沢たかお、石田ひかり、神木隆之介 ギャガ・コミュニケーションズ配給/1時間26分/シネスイッチ銀座、シネマスクエアとうきゅう、品川プリンスシネマ他にて7月23日よりロードショー公開 http://www.gaga.ne.jp/emperor-penguin/
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