今週のTOKYO HEADLINE
vol.218
(2005.08/22-08/28)
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Showbiz vol.218

ぜいたく過ぎてごめんなさい!

SUMMER SONIC05

 東京・大阪同時開催の「都市型フェス」、サマソニ。もうひとつの代名詞である「スゴ過ぎるブッキング」は今年さらに加速度を増し、お盆の臨海副都心を直撃した。

 初日、TOWER OF LONDONの強烈パンクサウンドから始まったマリンステージ(千葉マリンスタジアム)は、ROOSTER、ORANGE RANGEと、フレッシュなバンドがオーディエンスを一気にヒートアップさせた。

 初日のマリンステージで、大トリを飾ったのはNINE INCHNAILS。体中から「ロック」を発散させるトレントが姿を現すと、超満員のスタジアムは文字通り、震えた。ラストの花火が上がるまで、完全に会場全体は“幕張ではないどこか”に連れていかれたような高揚感に包まれた。

 彼らのステージだけでも“お腹いっぱい”な1日ではあるが、サマソニのステージは全部で7カ所(お笑いステージを入れれば9カ所!)。マリンステージの“裏”では電気グルーヴ×スチャダラパーが「ユルユル感たっぷりの熱狂」をお届けし、THE ROOTSが生楽器ヒップホップの醍醐味を伝道し、Def Techが幕張のビーチを心地よく盛り上げ、IAN BROWNがUKロックの真髄を披露し…。後ろ髪がいくつあっても足りないぐらい、強力ラインアップが極上のライブを敢行した。

 そんな“自分が何人いても足りない感”は、翌日も変わらず。マリンステージに登場したのは、『楽園ベイベー』をはじめとした突き抜けるようなサマーチューンを連発した、初参戦のRIP SLYME。巨大なマリンステージを魅惑のロックサウンドですべて掌握し、「See Tou Next Year!」と再登場を約束したKASABIAN。ヒット曲を連発し、アメリカン・ロックの真髄を叩き込んだWEEZERといった面々。PUBLIC ENEMYやPUFFY AMIYUMIらもまた、幕張メッセで超満員のクラウドを相手に、最高のパフォーマンスを見せつけた。

 ぜいたく過ぎる2日間を締めくくったのは、OASISだった。千葉マリンスタジアムはスタンド、アリーナすべてが人、人、人。スタンドではウェーブが起こるほどの異様なムードの中、ついにOASISは現れた。

 リアムはまさに、威風堂々。オーディエンスのボルテージをはかるかのように会場を見渡しながら、天まで届くかのようなボーカルを響かせた。最新ナンバーから『Wonderwall』『Don't Look Back In Anger』といった涙モノの代表曲まで惜しげもなく披露し、ラストはTHE WHOの『My Generation』! リアム自身も、最後の最後に溜めていたエネルギーを爆発させた会場のムードに満足したのか、陶酔の表情を浮かべながらステージから姿を消した。

 今年はクラバー向けのダンステント出現や、ビーチステージの強化など、イベント作りの面でも昨年以上の満足度を提供したサマソニ。06年はいったい、どこまで進化しちゃうんだ…!? 

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