
vol.219
9・7「ミドル級最強の2人」が決まる!!
HERO'S 2005
〜ミドル級世界最強王者決定トーナメント準決勝〜直前特集
ここからが、正念場だ。9月7日のHERO'Sは、1日2試合という過酷なミドル級トーナメント準々決勝、準決勝が行われる。トーナメントにエントリーしているミドル級戦士は8名。たった1人に与えられる“HERO”の称号を賭け、壮絶なサバイバルがいま、始まる。
生涯初のタイトル奪取へ ―――
KIDの真価が問われる時が来た
スピードと華麗な技術の応酬で、「ミドル級黄金時代」の幕開けを告げたHERO'S。
今回は山本“KID”徳郁、須藤元気、宇野薫が旗揚げ後、初めてそろい踏み。さらに所をはじめとした新鋭や外国勢も「HERO'S初代王者」を狙っており、トーナメントは大激戦の様相を呈している。
そんな中、KIDが本気モードに突入している。
7月6日のトーナメント開幕戦はスーパーファイトながら、体調不良をおしての出陣。戦前の予告通りイアン・シャファーと打撃勝負を繰り広げ、人生初のメーンイベントを勝利で飾った。
試合後には、KIDらしからぬ発言も飛び出していた。「すべての選手を研究する」。相手をたたきつぶすような戦いで現在のポジションを手に入れたKIDにしては、慎重なコメントである。しかし裏を返せば、それだけトーナメント制覇への意気込みが強いということに他ならない。
意外かもしれないが、これまでKIDはプロ格闘家デビュー後、タイトル獲得の経験がない。一般層への知名度の高さ、人気はともに断トツ。足りないものはあとひとつ、「王者」の称号だけなのだ。
KID戴冠への最初の障害になるのは、ホイラー・グレイシーだ。ホイラーは柔術世界大会やアブダビ・コンバットで優勝を重ねるなど、寝技の実力、実績はグレイシー一族の中でもピカイチ。トーナメント開幕戦でも、総合デビューの吉田幸治を相手に堅実なファイトを敢行し、完全勝利を収めている。
KIDは組み合わせ発表時の会見で「どこまで寝技ができるか試したい」と、ホイラーとの寝技勝負を宣言している。「グレイシー越え」は、相手の土俵で実行する。そんな発言からも、“世界最強王者”への意識の高さをうかがわせる。
グレイシー戦を突破すれば、次に待ち受けるのは宇野薫VS所英男の勝者。どちらが上がってきても一筋縄ではいかない相手ではあるが、敵は選手だけでなく“1日2試合のトーナメント”にもある。かつてKIDはK−1 MAXの舞台で日本人トーナメントの初戦を突破したものの、2試合目はケガのため棄権している。王者獲りのためには、自分との戦いもクリアしなければいけないのだ。
いわば今回は「神の子」の真価を問われることになった大会。12月31日、KIDは名実ともに“HERO”の座を獲得しているだろうか!? 9月7日、試練のゴングが鳴る。
決勝は大みそか「Dynamite!!」で開催
7月6日、代々木競技場第一体育館で開催されたトーナメント開幕戦で勝利した宮田和幸、レミギウス・モリカビュチス、高谷裕之、ホイラー・グレイシー、所英男の5選手に、推薦枠の須藤元気、山本“KID”徳郁、宇野薫の3選手を追加。9月7日に準々決勝と準決勝の2試合を行い、これを突破した2選手が大みそか「Dynamite!!」の舞台で初代王者に輝くシステムとなっている。7日の試合は5分2ラウンド、延長1ラウンドで行われる。
HERO'S 2005〜ミドル級世界最強王者決定トーナメント準決勝〜
【日時】9月7日(水)開場16時 開始17時30分
【会場】有明コロシアム
【大会公式HP】http://www.so-net.ne.jp/hero-s/
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