今週のTOKYO HEADLINE
vol.220
(2005.09/05-09/11)
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TokyoCulture vol.220

インタビュー
ポータブル・ディスコがいつでもどこでもハッピーな時間をお届け!

RAMRIDER

ファンキーかつドリーミーなディスコサウンドのRAM RIDERが人気上昇中だ。外資系レコード店は熱いポップで猛プッシュ、CSやラジオもこぞって彼の曲をエアプレイする。クラブをアゲアゲにし、夏フェスで盛り上がるロックピープルも躍らせた。ブレークは、もう時間の問題だ。

 いつでもどこでもディスコになる。RAM RIDER(ラムライダー)は、いかなるシチュエーションも心地よいディスコに変えてしまうクリエイターだ。彼のサウンドは、小さなつまずきも、ちょっとしたヘコんだ気分も、キャッチーなメロディーを持つディスコサウンドと、ソフトでフィルターのかかった優しいボーカルで包み込んで、ひょいっと持ち上げてくれる。音楽という魔法で、ピースでハッピーな時間をプレゼントしてくれるアーティストなのだ。

 彼のマジックのルーツは、TM NETWORKだという。父親が好きだったYMOやEW&Fを聞きながら、「コンピューターをステージの上に上げたTM NETWORKにヤラレた」。そして、楽器を手にするよりも先に、コンピューターで音を作り始めたのが中学生のころ。自らインディーレーベルを立ち上げて音源を発表し、それがきっかけとなってリミキサーとして浜崎あゆみの作品に参加。さらには、V6など数多くのアーティストに楽曲も提供している。

 オリジナルをやるようになって手がけるようになったリリックは、「小説や、映画とか、ゲームとか、なんでもいいんですけど、頭のなかでシチュエーションを構築して、そのなかで自分だったらどうするかって考えるところが多い」。例えば、インディーズでリリースしたファーストシングル『MUSIC』では、音楽に心から感謝する。続いてリリースした『Sweet Dance』ではなかなか会えない恋人との甘い時間を歌い、『ユメデアエルヨ』は、大切な誰かへの気持ちを素直に伝える。それぞれがとても優しく、真っ直ぐなメッセージ。それを彼がふんわりと語りかけるように歌うと、とてつもなくロマンチックな仕上がりになるのだ。

「うーん、あの人はロマンチックかもしれませんね…。そう思うのは、RAM RIDERは自分の一部だけれど、自分自身ではないと思っているところがあるんです。もちろん自分の経験も入っているから100%フィクションというわけではないんですけど、自分ができないことを反映している感覚があるんです」

 14日にリリースされる最新シングル『ベッドルームディスコ』も、ドリーミーでアゲアゲなディスコチューンになった。キラキラしたイントロで始まり、ズンズンとリズムが響く、そして爽快なサビへ。聞き進んでいくほどに、ワクワクやドキドキが高まって、最後にはしあわせな気持ちでいっぱいになる。

「どこにも遊びに行くところがないから、部屋にいて、1人でヘッドホンで音楽を聞いて、クラブをイメージする曲です。でも、この曲はこれまでと変わっているところがあって、初めて実体験をもとに詞を構築したものなんです」

 おととしの夏、足首を折るという大アクシデントに見舞われた。

「かなりひどくて、出かけるにしても車椅子や松葉杖が必要だった。そうじゃなかったら、ずっと寝ているような状態でしたね。僕、インドアなイメージがあるみたいなんですけど、実際は結構アクティブなんですよ。バイクも乗るし、部活はバレーボールだったし(笑)。だからあの状態って苦痛以外のなんでもなかったですね。“普段車椅子の人のキモチがよく分かるなあ”なんて。そういう時に書いたんですよ」

 そのためか、モノクロがカラフルになっていくような感覚がある。ピークに至れば、フロアはアゲアゲ状態になるだろう。今はたくさんのダンスミュージックやディスコチューンが溢れている。けれど、RAM RIDERほどハッピーな気持ちを味わわせてくれるチューンはそうたくさんないだろう。

「僕は、できるだけピースで、ハッピーで、夢のあることを歌うことに越したことはないって思ってるんです。世の中に対する不満だったり、負のエネルギーで活動しているのは、僕とはちょっと違うと思いますしね」

 ふと見回してみれば、悲しいニュースや出来事ばかり。だからこそ、今、RAM RIDERがたくさんの人に受け入れられ、そして必要とされているのかもしれない。

(本紙・酒井紫野)
「ベッドルームディスコ」 RAM RIDER
9月14日(水) 発売 1050円(税込)
rhythm zone
ROCK BUM vol.0
【日時】9月9日(金) 18時開場 19時開演【会場】渋谷クラブクアトロ【料金】前売-2800円(税込・1ドリンク付)【問い合わせ】渋谷クラブクアトロ 03-3477-8750

「ベッドルームディスコ」発売記念ライブ決定!
RAM RIDER Presents RAM RIDERレコ発ライブ
【日時】9月15日(木・祝) 19時開場 19時30分開演【会場】AOYAMA 月見ル君想フ【料金】前売-2000円 当日-2500円(税込・共にドリンク代別)【問い合わせ】AOYAMA 月見ル君想フ 03-5474-8115
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