
vol.222
THIS WEEKEND CINEMA
『8月のクリスマス』
韓流ブームを生んだあの名作が、ピュアな日本映画になりました
1999年に日本でも公開され、大ヒットした韓国映画『8月のクリスマス』。今秋にペ・ヨンジュン主演『四月の雪』の公開が控えるホ・ジノ監督のデビュー作である本作は、本国韓国はもちろん日本でもいまだにファンの多い、韓流恋愛映画の金字塔。そんな純愛の名作が、この秋、日本版リメイクとして新たな涙と感動を生む。
監督は『ロックよ、静かに流れよ』の長崎俊一。完成度の高い秀作を撮り続ける名手として知られる長崎監督が、韓流純愛ドラマを、どう料理するか期待が高まる。
余命わずかであることを静かに受け止めて生きている主人公、寿俊役には『月とキャベツ』以来、8年ぶりの映画主演となる山崎まさよし。本作ではサウンドトラックも担当しており、ラストシーンで流れる主題曲「8月のクリスマス」のメロディーは、まさよしファンならずとも、感涙モノ。まさにこの作品にぴったりの、透明感あふれる、静かな優しさがにじむ楽曲だ。今年はデビュー10周年となるだけに、音楽、映画、どちらの活躍も目が離せない。寿俊にとって“神様がくれた最後で最高の贈り物”である、由紀子役には『恋は五・七・五!』の関めぐみ。他、西田尚美、大倉孝二、戸田菜穂らの共演者も、映画のフィーリングにピッタリだ。
避けられない運命を静かに受け入れようと心に決めていた寿俊と、真っ直ぐに命の輝きを放つ由紀子。自分の運命を受け入れていたはずの寿俊が、由紀子に惹かれていくごとに生を願う姿は、美しくも切ない場面を作り出していく。
心が洗われるような、ピュアな涙をさそう一本。
| ◆story…小さな写真館で働く主人公、寿俊。恋人も作らず静かで穏やかな暮らしを続ける寿俊の姿には、ある秘密が。彼の体は病に侵されており残された時間はあとわずかだったのだ。そんな彼の前に、近所の小学校の臨時教員、由紀子が現れる…。
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| 監督:長崎俊一 出演:山崎まさよし、関めぐみ他 東芝エンタテインメント配給/1時間43分/シネスイッチ銀座他にて9月23日よりロードショー公開
http://www.8xmas.com/
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