今週のTOKYO HEADLINE
vol.227
(2005.10/24-10/31)
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BEAUTY vol.227

ブライダル最前線

今どきBridal

今の流行はコレだ---
ブライダル最前線ダブルインタビュー

結婚情報誌『ゼクシィ』編集長・竹本英高氏

「“自分らしく”の比重がだんだん高まる」
 

1967年生まれ。1995年より『ゼクシィ』東海版創刊に携わる。2002年、同首都圏版の副編集長、2004年に編集長となる。読者を招待するbabyfaceのシークレットライブを開催するなど、意欲的な取り組みを続けている。
 首都圏だけでなく、北海道版、東海版、北陸版など15冊の版を展開している結婚情報誌の最大手『ゼクシィ』。きめこまやかなブライダル情報が満載で、結婚を考える人なら誰しもが手にする雑誌だろう。最新のブライダル情報をユーザーに届けて続けているこの『ゼクシィ』首都圏版の編集長、竹本英高さんに、最近のブライダル事情をうかがった。
「長い目で見てみると、結婚の意識はより“個人と個人の結びつき”に変わってきています」
 と竹本さん。
「古くは“家と家の結びつき”だった結婚が個人同士のものになりつつあるのはもともとある流れですが、それがより対等な関係のパートナーを選ぶという意識に変わっていますね」

 男女の収入格差がなくなりつつある世の中、そうした意識が根付くのも自然のこと。では、今どんなブライダルスタイルが受けているのだろうか。
「景気の悪い世の中ですけど、実は逆にそのために“結婚式くらいはスーパーなものに”という方が増えているようですよ。収入が低くても、ブライダルにかけるコストやパワーはだんだん高まっているくらいです。今、式と披露宴にかける平均的な費用は約280万円です」

 280万円といえば相当な額だが、ご祝儀が平均で200万円集まることを考えれば、さほど無理な金額ではないのかもしれない。
「最初に『ゼクシィ』を見たり、結婚式選びを始める人は、最初から“○○ホテルで式をしたい”というような具体的な意識を持っているわけではありません。まず持っている希望は、アットホームなブライダルにしたいということ、ゲストに喜んでもらえるおもてなしをしたい、自分たちらしいブライダルにしたい、この3つがここ5〜6年の3大要素。中でも、“自分たちらしく”の比重は高い。ですからパッケージプランをそのまま選ぶ人は非常に少なくなっています。現在はウエディングプランナーに希望を伝えて相談する人がほとんどになり、特に3大要素を満たすブライダルとしてこの3年ほど人気になってきているのは“ハウスウエディング”です」

 ハウスウエディングとは、邸宅・一軒家を借り切って式と披露宴を行うというもの。招かれた人はみな家に招かれたようにくつろぐことができるのが特徴だ。
「ハウスウエディングは好みに合わせて工夫をする幅がいろいろあるんですね。コンセプトさえあれば、プランナーがいろいろと具体案を肉付けしてくれる。最近聞いた中では、サーフィン好きなカップルが、コンセプトを“ハワイ”にして、ウェルカムボードをサーフボードにしたり、テーブル装飾を南国風にアレンジした披露宴もあったそうです」

 また、ゲストに喜んでもらおうという意識の高まりも見逃せないそうだ。
「少し前は披露宴をやる人が減少した時期もあったんですが、今また増えてますね。披露宴にかける費用も上がっています。本当に親しい人たちを集めた披露宴で、料理にもこだわる人も多い。昔は、結婚式に呼ばれた人は“こんな式だったら俺やりたくない”という人が多かったのですが、今は逆に“こういうのだったらやってもいいな”と思う人が増えているそうです」

 自分らしさ、ゲストに喜んでもらうという意識の中、ハウスウエディング人気はますます続くと見る?
「そうですね。やはり根強い人気は続くでしょう。しかし、ホテルウエディングでも同様のサービスが出てきていて、ホテルにもまた人気が集まっています。今は、必要以上に格式ばらない、でも最低限のマナーは守り、かつフレンドリーでアットホーム。そんなブライダルが求められているんでしょうね」

ウエディングプロデューサー・北村広一氏

「『おもてなし型』が主流に」
 

1974年生まれ。学生時代から新宿ヒルトンのベルマンとして働き、その後ラフォーレ東京で婚礼予約課に配属されウエディングの道に。現在ベストブライダルが運営するアートグレイスクラブ支配人。
 ブライダルの最先端、といえばやはりウエディングプロデューサー(※)をおいて他にない。その職業が知られてもいなかったおよそ10年前からプロデューサーを導入し、日本でいち早く“ゲストハウスウエディング”を始めた株式会社ベストブライダルで、プロデューサーとして活躍し続けている北村広一さんにお話をうかがった。
「表面的な特徴でいえば、4・5・10・11月に式を挙げる方が多いですね。そしてチャペルウエディング。ウエディングドレスのスタイルは、前から見るとシンプルで後ろのトレーンはゴージャスというのがウケているようです。トレーンの長さは会場によってまちまち。花嫁さんのメイクはナチュラルになり、それに合わせてウエディングドレスもシャンパンゴールドのような純白ではない色が主流になっています」

 最近のブライダルについてお尋ねすると、柔らかい笑顔でスラスラ。さすがウエディングプロデューサー。
「中身でいえば、もともとブライダルは大きく2つに分かれていて、ひとつは“ゲストよりもまず自分”という『自分主体型』、もうひとつはゲストに心行くまで満足してもらいたい『おもてなし型』です。今お客様のお話を聞くと、後者の『おもてなし型』を求める人が多いですね。チャペルでの式はカジュアルになったりせず、マナーを守ってキチッとやり、その代わりパーティーは楽しくやる、と。昔は、結婚する2人にみんなが“おめでとう”と言うために結婚式がありましたが、今はそれと同じくらい、2人がみんなに“ありがとう、これからもよろしくね”という気持ちが強くなっているんですね。
 例えば最近目立つのが“両親にも楽しんでもらいたい”というお客様です。“結婚は家と家がするもの”という考えだと、親御さんたちも招待客のケアをして終わってしまう。でもそれは気の毒だ、と。ご両親たちにも、同じように感謝したい、式で楽しんでもらいたい、という傾向がだんだん強くなってきているんです」
『おもてなし型』が増えてきた昨今だが、どんなスタイルで“おもてなし”するのだろう?
「まず料理。料理にお金をかけて、よいものを出す。そしてゲストにくつろいでもらえるようにすること、楽しんでもらえるようにすること。決まった形はないですが、お客様の好みはもちろん、招待するお客様の属性をひとつひとつヒアリングして、そのお客様に合わせた接待をプランニングしていきます。例えば大学時代のアメフト部の仲間を呼ぶとおっしゃれば、そのテーブルの料理は多めにするとかです」

 細かいところまでの配慮。しかし、それは大変なのでは…?
「そうですね(笑)。昔はどこも結婚式は『教え型』で、“結婚式はこういうものだからこうしてください”というものでしたから、ある意味楽でしたよね(笑)。今はそうしたものにしばられることなく、いらっしゃるお客様は自由にご希望をおっしゃいます。以前3月の挙式で、どうしても桜の花で演出したいというお客様がいて、高知県から冷蔵車で桜を輸送したこともあります(笑)。予算の問題もありますが、できるだけお客様に喜んでもらえるようにする、それが私たちの仕事だと思っています」

 という北村さん。最後にこれから結婚式を挙げようという人たちにアドバイスを。
「単純に言えば、式をしないのは“もったいない”ですよ。本当に特別な1日ですし、一生の中で周りの人にここまで感謝する日は恐らく他にないと思います。結婚式なんてつまらないと思うのであれば、面白いもの、楽しいものにすればいいと思うんです」

(※注:会社・式場によって、ウエディングプランナー、ウエディングプロデューサー、ブライダルプランナーなど呼び方が変わる。ここではプロデューサーという呼称で統一する)

編集部セレクション

今注目のブライダル情報

『ゼクシィ』編集長・竹本氏、ウエディングプランナーの北村氏のお話をもとに、編集部でブライダル情報をセレクト。

やっぱりハウスウエディングは強し!


「ハウスウエディング」「ゲストハウスウエディング」という邸宅貸切のウエディングスタイルが日本に登場したのは1998年のこと。株式会社ベストブライダルが初めて日本橋にウエディングのためのゲストハウス「日本橋アフロディテ』をオープンした。その後ユーザー・ニーズに即したこのスタイルは、瞬く間に浸透し、日本各地に広まるほどの人気となった。そしてその人気は衰えることを知らない。

【住所】東京都港区北青山3-14【問い合わせ】03-6388-8255【URL】http://st-grace.com
ベストブライダル

 日本で初めてゲストハウスウエディングを始めたベストブライダル。“お客様に喜んでもらうためには何でもする”その姿勢は、幸せなワガママいっぱいのカップルにこのうえない満足を与えてくれる。

ゲストハウスの名門が仕掛ける“ハウスの進化形”

 2006年春オープン予定になっている新しいベストブライダルの“ゲストハウス”は、なんと“カテドラル=大聖堂”だ。かの有名なケルンの大聖堂を彷彿とさせる高さ28mのゴシック建築の大聖堂が、表参道からわずか2分の距離に登場するのだ。内部はゴシック様式のチャペルを再現、ゴージャスな内装で参列する人々を圧倒する。こんな豪華なチャペルで挙式すれば、新郎新婦の愛と感動が深まること請け合いだ。
 また、ゲストハウスウエディングの名門として、今まで培われてきたノウハウを生かしたハウスでのパーティースペースも併設。アットホームな雰囲気の中、招待客に心ゆくまで楽しんでもらうため、ブライダルプランナーが納得するまで付き合ってくれる。従来のスタイルとは違い、相談に尋ねた日からブライダルが終わるその日まで、とことんプロデューサーがケア、“自分たちらしさ”“ゲストへのおもてなし”をとことん追求してくれる。
 また、現在ホームページ限定で、来年の7〜9月の挙式の成約者対象に、ソフィアレット社のウエディングドレスを20名様にプレゼントするキャンペーンも実施している。

東京・大阪・神奈川・仙台など、全8カ所(2006年には全11カ所になる予定)のゲストハウスを運営するベストブライダル社を知りたい人は、HP:http://www.bestbridal.co.jp

ホテルウエディング、人気再び


「ホテルでもハウスウエディングと同じようなオーダーメイドのサービスが増えてきていますし、ホテルのサービスの懐は深いですから、ホテルにもまた人気が集まり始めてますね。式の前日から泊まったり、式の後、2次会をやってまた泊まったりできるのも魅力です」と語るのは『ゼクシィ』編集長・竹本氏。
 続々誕生する外資系ラグジュアリーホテルの進出や、老舗・都心アーバンホテルのリニューアルなど、ここ数年、ホテル業界の進化ぶりは目覚しい。そして事実、ホテルのウエディングスタイルにおいても大きな変化が見られている。従来、主流となっていたホテルウエディングといえば、何百万円で会場から衣装、料理、司会、進行まで、すべてが決まりきったパッケージとして用意されているイメージが強かっただろう。しかし、最近では人気のハウスウエディング的なよさも取り入れつつ、型通りの“パッケージ”から“私らしい”ウエディングという、新しいホテルスタイルがカップルの支持を集めている。洗練された会場づくりや宿泊施設はもちろん、確かなブライダルアイテム、エステなど、ウエディングに関する行き届いたサービスのすべてが一堂に揃うのも、今、ホテルウエディングが見直されている理由だろう。
「ホテルウエディングに決めた!」としても、何を重視するかによって選ぶホテルも変わるもの。これを決定づけるのは『チャペル』『バンケットルーム』『料理』『アクセス』『格式』…など、あらゆる要素が気になるところ。そこで、マメに足を運んでおきたいのが、各ホテルのブライダルフェア。会場のショールームをはじめ、模擬披露宴、ウエディングに関する無料相談や、婚礼料理の試食会など、内容はホテルによってさまざま。予約の必要な場合もあるので、まずは各ホテルへ問い合わせるか、HPなどでスケジュールをチェックしよう。

【住所】東京都港区東新橋1-9-1(汐留駅直結)【問い合わせ】03-6388-8255(営業推進部直通)【URL】www.ConradHotels.jp www.ConradTokyo.co.jp
コンラッド東京

“銀座”から徒歩圏内、新幹線の東京駅と品川駅の中間に位置するため、羽田空港や成田空港へのアクセスにも最適な汐留地域に立地する『コンラッド東京』。お台場・レインボーブリッジを真正面に、浜離宮を眼下に見下ろすベスト・ロケーションは感動ものだろう。

洗練されたモダンラグジュアリー空間

 アネックス棟は、和のモダンラグジュアリーをコンセプトにした2つの会場のみで構成されているため、1フロアに1会場という贅沢な空間が広がる。ギリシャの大理石と真珠貝を基調としたチャペル。挙式後には、館内でのフラワーシャワーの演出が魅力。また、専任のコーディネーターによって仕立てられる披露宴は、テーラーメイドをはじめ、英国の庭園をイメージした『GARDEN』、和のおもてなしをモダンに表現した『庭園』、フランスの華やかな庭園からラグジュアリーを演出する『JARDIN』という3タイプのコンラッド東京オリジナルのスタイリッシュなテーブルセッティングを提案している。



ストリングスホテル東京

 凛とした静寂の中、優しい光が差し込む26Fアトリウムロビー、眼下に広がる美しい東京の眺望、そしてモダンでありながらきどらない温かさを持つ宴会場『ザ・コロッサス』。1日2組限定、大人のための貸し切り、贅沢ウエディングを品川駅直結の隠れ家ホテルで実現する。

心に残るアットホームな挙式スタイル

 バイオリンとフルート、透明感のあるソプラノソリストのハーモニーに導かれて執り行われる「キリスト教式」「人前式」2つの挙式スタイル。吹き抜けのロビーにハーモニーが響き渡る「アトリウム挙式」は、ホテルゲストにも祝福されるこのホテルならではのスタイル。2人のオリジナルカクテルをつくるサービスや、JAZZ生演奏など、さりげない上質パーティーを専属のウェディングプランナーが提案、披露宴の当日までしっかりサポートしてくれる。


【住所】東京都港区港南2-16-1 品川イーストワンタワー26-32F(品川駅港南口より徒歩約1分)【問い合わせ】03-4562-1600(ブライダルオフィス直通)【URL】http://www.stringshotel.com/



パンパシフィックホテル横浜

 みなとみらい駅に直結という抜群の立地にありながら、緑を配したモダンなロビーやラウンジが広がり、高級リゾートの雰囲気を満喫できる。

丁寧なプレートサービスと料理が決め手

『パンパシフィックホテル横浜』がウエディングにおいて重視するのが“料理”。総料理長 河合隆良、名誉総料理長にはレストラン『クイーン・アリス』の石鍋裕、そしてヌーベルシノワの脇屋友詞による至高の料理。一皿一皿、スタッフによる丁寧なプレートサービスを徹底する。その評価は非常に高く、最後の決め手は“料理”というカップルも多い。また、挙式後にはホテル会員『セカンドハウス』のメンバーとして、レストランや宿泊の特別プランの利用や、宴会場での会員限定パーティーに参加できるなど、素敵な記念日を重ねることができる。


【住所】神奈川県横浜市西区みなとみらい2-3-7(みなとみらい駅徒歩1分) 【問い合わせ】045-682-2222(代)【URL】http://pphy.co.jp/



セルリアンタワー東急ホテル

 和テイストを散りばめたシンプルモダンな空間と、渋谷の街をワイドに見下ろす眺望。“フルオーダーメイド”にこたえるセルリアンウエディングが、理想を形にしてくれる。

本格チャーチと魅力溢れる披露宴空間

 緑豊かな庭園に建つ石造りの独立型の教会『セルリアンタワーチャーチ』では、週末に専任の牧師による礼拝が行われており、通常ホテルにある“チャペル”ではなく“チャーチ”となっているのが特徴。また、披露宴会場には、2パターンの異なるステージを提案。神宮の杜と新宿副都心が一望できる眺望が魅力の39F『タワーズサロン』。B2Fの『ボールルーム』は天井高7.2M、ゴージャスでゆったりとしたウエディングを実感できる。


【住所】東京都渋谷区桜丘町26-1(渋谷駅徒歩5分)【問い合わせ】03-3476-3000(代)ウエディングサロン【URL】www.ceruleantower-hotel.com【その他】10月30日ウエディングフェア開催


レストランウエディングだからできること
Ratia WEDDING

 ハウスウエディング人気とはいえ、やはりレストランウエディングもいまだに根強い。レストランウエディングにしかできないサービスが充実しているのが魅力のひとつ。
 原宿のアコスト表参道(cafe Ratia)でのブライダルをプロデュースする「Ratia WEDDING」では、綿密な打ち合わせを元に“自分たちらしさ”を求める最近のユーザーのどんなワガママにも対応。そのうえ、メイクサロン・エステを併設しているため、もっとキレイになりたい花嫁をさらにブラッシュアップ。また、Youji Yamamotoの元でパターンナーとして名を上げた高柳成克氏がファッションデザイナーとしてその花嫁のためだけのウエディングドレスをプロデュースする。
 ビフォー・アフターのキメの細かいサービスができるのがレストランウエディングの強みのひとつだろう。

Rapita WEDDING 〜 cafe Ratia 〜
【住所】渋谷区神宮前1-14-21【問い合わせ】TEL:03-5414-5033/FAX:03-5414-0855【URL】http://www.ratia.jp/wedding/index.html
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