

vol.227
寺尾聰 最新主演作『博士の愛した数式』
数学って柔らかいと感じてもらえると思う
寺尾聰が主演する最新映画『博士の愛した数式』が完成し、披露試写会および記者会見が17日、丸の内ルーブルで行われ、寺尾聰をはじめ、深津絵里、齋藤隆成、吉岡秀隆、小泉堯史監督らが出席した。
『博士の愛した数式』は、小川洋子氏による同名のベストセラー小説が原作。80分きっかりしか記憶が持たないという記憶障害のある数学博士と、シングルマザーの家政婦とその子の心の交流を描く。
素数の素は素直の素。自分と1でしか割り切れない。自分というものをしっかり持っている。そしてそれは無限にある。君たち一人ひとりと同じように――。かつて頭を悩ませていた数字や数学記号が愛しくなる作品だ。素数、整数、完全数、平方根…。寺尾聰演ずる博士は、数式を用いて、人のあり方や生き方、人間の素晴らしさを「証明」する。博士を演じる寺尾は、「この作品を見てもらうと、数学って柔らかいものなんだなあと思っていただけるんじゃないかなと思いますね」。劇中では、数々の数式や法則をよどみなく語っているが、「学生時代は数学が苦手でした。ただ、役者として台本を理解してやらなければなりませんから、大学2年の理工科に進んでいる息子に教えてもらいました」
深津絵里は、博士の面倒を見るシングルマザーの家政婦という役どころを好演している。
『博士の愛した数式』は、新春全国ロードショーされる。