今週のTOKYO HEADLINE
vol.229
(2005.11/07-11/13)
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EVENT&TRAVEL vol.229

タイプ別

紅葉スポット鑑賞法

関東圏の見ごろは11月中下旬から。今年の紅葉、どう楽しむ?

 今年は全国的に紅葉の訪れが遅いといわれ、都内でも見ごろとなるのは11月中下旬以降となる予想。せっかく紅葉旅行に行こうとしたのにタイミングがずれてしまった、なんて人もいるのでは? そんなときには東京近郊の紅葉スポットを堪能しちゃおう! しっかり遠距離旅行をするのもいいけれど、都心から日帰りできるエリアでも絶景の紅葉を楽しめるスポットは数多くある。街を歩きながら秋を感じたい、大自然の紅葉を体感したい…都心にいても時間がなくても、そういったさまざまな目的をかなえることは可能なのだ。
 東京都内や近郊の日帰りエリアの紅葉なら、見ごろのタイミングを見計らいながら気軽に訪れることができるはず。秋晴れの日、街歩きやピクニック気分で、錦秋の彩りを堪能してみてはいかが。



美しい紅葉の条件…「昼夜の気温の差が激しいこと」「大気が乾燥していること」「直射日光がたくさん当たること」。気温、光、水分の好条件が揃えば色合いの良い葉になるのだ。

赤くなる葉…ヤマモミジ、ハウチワカエデ、ヤマウルシ、ヤマツツジ、ナナカマド、ヤマザクラ、タラノキ、ミズキなど。赤くなるのは、光合成により蓄積した葉の糖分から、赤い色素が合成されるため

黄色くなる葉…イチョウ、ポプラ、コナラ、ハルニレなど。黄色くなるのは、もともと葉に含まれていた黄色の色素が、目立ってくるため


紅葉シーズンの養老渓谷。水面が赤や黄色に輝く

ハイキング

 都会の喧騒から離れて、奥深い山の空気を楽しみながら山道を歩く。比較的標高の低い山に登って自然を楽しむウオーキングやハイキングは、1年を通して楽しめるアウトドア体験だけれど、この紅葉の時期には、愛好家でなくとも紅葉狩りに訪れたくなるもの。
 せっかく郊外に出かけるのなら“山歩き”の醍醐味をあれこれ楽しめるようなスポットを選びたい。そんなおすすめスポットの1つが千葉県にある養老渓谷。房総半島の中央に位置する養老渓谷の紅葉は11月中旬あたりからが見ごろ。又の滝から水月寺まで、養老川沿いに歩くことができるのが「粟又の滝自然遊歩道」。この遊歩道では、川のせせらぎを聞きながら、頭上と水面の紅葉を同時に楽しむ、という贅沢なハイキングができるのだ。色づく山を背に流れ落ちる栗又の滝も壮観のひと言。道の両脇に深紅のモミジが色づく「もみじ谷」も養老渓谷の名高い紅葉スポットだ。
 他にも奥多摩や筑波山など、東京から日帰りで紅葉狩りができるエリアは多い。気軽にアウトドアヒーリングを楽しんでみてはいかが。

小湊鉄道上総中野駅から小湊バス粟又行きで20分、粟又下車

都内公園

 都心で、広々とした庭園や豊かな緑を心ゆくまで楽しめるスポットがあることはご存知? 東京都には都の公園教会が管理している有料公園がある。一歩公園内に入ると、そこは小川が流れる深い森があったり、大きな沼のある回遊式日本庭園になっていたり…とても都心とは思えない自然が広がっているのだ。そんな自然豊かな公園であれば、当然楽しみなのが四季の移ろい。特に新緑と紅葉の季節には、それぞれ名所となっている公園に多くの入園客がやってくる。そんな公園の1つが駒込にある六義園(りくぎえん)。園内には、約550本のモミジやハゼノキ、イチョウがあり、この時期は見事な“紅葉のトンネル”が見られるのだ。そして毎年、このシーズンに人気を集めている恒例の催し物が「六義園紅葉のライトアップ」。淡いライトの光で、赤く夜空に浮かび上がるモミジの美しさは幽玄そのもの。桜のライトアップしか見たことがない、という人はぜひ一度体験してみて! 他にも小石川後楽園の「紅葉まつり」殿ヶ谷戸庭園の「紅葉を楽しむ会」(いずれも11月23日〜12月4日)など、各公園で秋の風物を味わえる。

「六義園紅葉のライトアップ」(11月23日〜12月4日)
開園時間:9〜21時(最終入園は20時30まで)ライトアップ:16時30分〜
【URL】http://www.tokyo-park.or.jp/

美術館・博物館

 美術館・博物館といった施設の中には広い庭があったり、緑に囲まれていたりする場所が多い。「東京都庭園美術館」には、その名の通り庭園がある。もともと朝香宮(あさかのみや)邸として1933年に建てられた建築物が、後に美術館として使用されるようになったもので、アールデコ様式の洋館と、広い庭園を合わせて楽しめる美術館。庭の一部は日本庭園となっており、シーズンには庭をモミジが彩っている。展覧会と建築物、そして紅葉の庭、とお得な芸術鑑賞ができそう。
 同じく目黒にある「国立科学博物館付属 自然教育園」は自然本来の姿に近い形で植物を保護しているという、博物館付属ならではの植物園。巨木から低木まで、約70種8000本もの樹木がある。その中には落葉樹林も多く、秋にはそれらの木々が、葉が落ちる前の華やかな姿を見せてくれる。植物の博物館というよりは、ちょっとした紅葉狩りにやってきた感じだ。

「東京都庭園美術館」JR・私鉄 目黒駅より徒歩7分 庭園のみ入場…一般200円
【URL】http://www.teien-art-museum.ne.jp/

「国立科学博物館付属 自然教育園」地下鉄 白金台駅より徒歩4分 一般・大学生 300円【URL】http://www.ins.kahaku.go.jp
空の青さに映える、鶴岡八幡宮の大銀杏。

日帰りバス旅行

 気軽に旅行気分で紅葉を楽しみたいなら、日帰りのバス旅行はいかが? 出発から帰着まで、移動もガイドもおまかせ、という気楽さがバス旅行の大きなポイント。週末に日帰りで旅行に行きたい、けれど旅行の計画を立てる時間も、長期旅行に行く休みもとれない。そんな時は、バスで“紅葉ツアー”を探してみよう。
 東京からひと足延ばしたい、という人には、日光や鎌倉、箱根などの紅葉スポットを尋ねるツアーが人気。景勝地を訪ねながら、紅葉の名所を訪れる。もちろんバスの車窓にも、色づく山の姿を楽しめるはず。“食べ放題”や、有名ホテルでの食事のついたプラン、秋の味覚のお弁当などもうれしいポイントだ。
 ツアーは郊外に行くものばかりではない。東京観光のためのツアーにも、紅葉を楽しめるものがある。東京に暮らしている人も、意外と訪れない都内の紅葉の名所を再発見してみるのもいいかも。

はとバス「南房総・古都鎌倉もみじ気候と伏姫みかん狩り」
日帰り・昼食付 大人:9980円〜 
※黄金色の大イチョウが美しい鶴岡八幡宮などをめぐり、東京湾クルーズ、伊勢エビやズワイガニなどの海鮮炉端焼きの昼食。南房総・富山みかん狩りと盛りだくさんのツアー

はとバス「錦秋の庭園めぐりと日本料理 ほり川の秋御膳」
日帰り・昼食付 大人:7710円〜
※神宮外苑の銀杏並木を散策、ホテルニューオータニの日本料理「ほり川」で昼食、ホテル内庭園散策。小石川後楽園など、都内の公園をめぐる
【URL】http://search.hatobus.co.jp/
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