
vol.246
日々進化するセキュリティー対策
○…三菱東京UFJ銀行は7日、個人向けインターネットバンキングの安全対策を強化する一環として、「使い捨てパスワード」を2007年春に導入する方針を明らかにした。
現金の振り込みや残高照会などのサービスを利用するたびに、入力するパスワードを変更して第三者による不正利用を防ぐのが狙い。
使い捨てパスワードの導入に伴い、同行はICを埋め込んだキャッシュカードと、超小型のパスワード作成機を顧客に配布する。
利用者は契約者番号と固定パスワードをパソコン画面に入力。次に、カードを作成機に通して6けたの使い捨てパスワードを取得しないと、各種サービスは利用できない仕組み。当面、利用料は無料の見込み。
国内で初めて三井住友銀行が2月に導入した使い捨てパスワードは、1分ごとに自動更新されるが、三菱東京UFJ銀の場合は作成機にカードを通すたびに、異なるパスワードが表示される。
(ビジネスアイ)
○…全国銀行協会は、金融機関の現金自動預払機(ATM)で、指先や手のひらを使って本人を識別する「生体認証」をめぐり、それぞれに標準規格を定める。複数の技術が乱立する懸念のあった確認方法を、指先と手のひらでそれぞれ一種類ずつに統一。偽造・盗難キャッシュカードを悪用した犯罪の防止に向け、普及を進める。
生体認証は、指先などの静脈のパターンをカードに搭載したICに記録。預金引き出し時などに、本人と照合する。
全銀協は、指と手のひらでそれぞれ標準技術を定めることで、ATMやカードで対応しやすくする。
将来、1枚のキャッシュカードのICに両方の情報を記録すれば、利用できるATMの数が広がることも期待できる。
(ビジネスアイ)