今週のTOKYO HEADLINE
vol.246
(2006.03/13-03/19)
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TOKYO NEWS vol.246

ガーロ体制で「攻撃サッカー」開花へ
新生FC東京、J1開幕戦を2−0で快勝

 今季のFC東京は、ひと味違う。
 3月5日、味の素スタジアムで行われた大分トリニータとのJリーグ開幕戦で、FC東京が2ー0で勝利した。
 J2時代から8年連続となる開幕戦勝利がかかったこの一戦。今季から指揮を執るガーロ監督は、新人の徳永や伊野波、そしてプロデビューとなる18歳のブラジル人FW・リチェーリをスタメン起用。いきなり大胆な采配で周囲を驚かせた。
 この選択が、開始早々からズバリと的中する。
 前半14分、センターラインやや後方からボールを持った今野が、左サイドに走り込んだリチェーリに正確なフィード。これを受けたリチェーリがサイドをえぐってゴール前にクロスを上げると、パラグアイ代表でもあるFWササがジャンプしながら右足アウトでシュート。見事に先制点を奪った。
 そして同27分にも、今野が攻撃の起点となった。大分DFの間を破る今野のキラーパスに、リチェーリがうまく反応。GKと1対1の場面になったリチェーリは落ち着いて股を抜くシュートを決め、貴重な追加点を挙げた。
 後半は反撃を受ける場面こそあったものの、F東京のDF陣は安定した守備で大分攻撃陣を完封。2−0という結果だけでなく、内容もともなった申し分ない勝利を収めた。
 試合後の会見で、ガーロ監督は「非常に気持ちの入ったサッカーをしてくれた。徳永と伊野波はいい選手。(リチェーリは)最初は紅白戦のサブに入っていたが、レギュラー組に入れてもいいプレイをしたから起用した」とコメント。期待に応えた新人をねぎらうと、「FC東京は1つの“チーム”だ」と続け、今後も柔軟に選手起用をしていくことを示唆した。
 スタメンの平均年齢23歳というだけあって、守備面などにはまだ若さが見える場面もあったF東京。しかしガーロ監督の下で成長が見込めることは確実で、この日途中出場したベテラン・川口の存在もいい刺激になるはずだ。
 開幕戦で活躍した新人のほかにも、22歳のファンタジスタ・馬場や復帰が待たれるスピードスター・石川ら、粒揃いのタレントがそろう「ガーロ東京」。混戦模様のJ1で“台風の目”になることができるか、今後の戦いから目が離せなくなった。

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