
vol.247
石原都知事が五輪招致へ並々ならぬ決意
「都民、日本人全体が『自らかえりみて縮(なお)くんば、千万人といえども吾往かん』ということが招致の一つの意義」
2016年の五輪招致を目指す石原慎太郎知事は13日の予算特別委で、中国の故事を引用し、招致への決意を改めて表明した。
思想家、孟子の言葉で、自分を反省してみて、やましいことがなければ、敵が千万人いても恐れずに進んでいく、いわば「多難でも自分の道を進む」との意味。自らの固い決意とともに、招致機運の盛り上がりに期待感をにじませたもの。
この日の質問では、招致が失敗した場合の対応について都財務局長は「招致に全力を尽くす。(失敗は)想定していない」ときっぱり。石原知事も「口が裂けても、そういうことはいっちゃいけない」と忠告、“援護”した。
都は4月1日の組織改正で、五輪招致に向けた「東京オリンピック招致本部」を設置すると発表。現在、知事本局に職員計13人で準備を進めている「五輪準備担当」を局相当に格上げし、東京マラソンの準備担当も統合する。
招致本部は、局長級の本部長を筆頭に職員計20人で構成。メーンスタジアムなど施設の場所を決めたうえで、6月末までに日本オリンピック委員会(JOC)に提出する開催概要計画書をまとめる。