
vol.249
朝青龍が賜杯奪回
大相撲春場所の千秋楽が26日、大阪府立体育館で行われ、横綱朝青龍が初のモンゴル出身同士の優勝決定戦で関脇白鵬を下し、13勝2敗で2場所ぶり16度目の優勝を果たした。白鵬は大関昇進を初優勝で飾れなかった。
白鵬は本割で大関魁皇に、朝青龍は大関栃東にともに寄り切られて2敗となり、優勝決定戦は朝青龍が右下手投げで勝った。賜杯を奪回した横綱は「下の力士が上がってくれば、重圧がかかる。もっと強くなりたい」と、伸び盛りの21歳を破った喜びはしまい込み、来場所へ向けて気持ちを引き締めていた。
魁皇は8勝目を挙げて勝ち越し、9度目のかど番を脱出した。栃東は12勝3敗で来場所に綱取りの望みをつないだ。
三賞は白鵬が殊勲賞と技能賞、安馬が技能賞、旭鷲山が敢闘賞でモンゴル出身力士が独占。十両はエストニア出身の把瑠都(ばると)が43年ぶり4人目の15戦全勝優勝。平成5年名古屋場所以来、13年ぶりに全関取が皆勤した。