
vol.252
This Week PICK UP
『戦場のアリア』
ヨーロッパの有名キャストが集結した感動のストーリー
それは奇跡の実話。聖なる夜、過酷きわまる戦場で平和が生まれた―。
第一次世界大戦中の1914年。その日、クリスマス・イブを迎えたフランス北部の最前線各地で実際に起こった奇跡のような出来事をご存知だろうか。フランスとスコットランドの連合軍と、ドイツ軍の兵士たちが、一夜限りのクリスマス休戦に合意し、武器を置き、互いにクリスマスを祝いあったのである。それぞれの軍部はこの奇跡の出来事をタブーのように扱ったが、兵士たちが書き送った手紙などからこの奇跡のエピソードが伝え広まり、国を超えて多くの人々を感動させた。この実話を映画化したのは、自身もドイツ占領下だったフランス北部出身のクリスチャン・カリオン監督。今年のゴールデン・グローブ賞、アカデミー賞でも注目を浴び、カンヌ映画祭でも大絶賛された。
戦場に平和をもたらした歌声の主、ニコラウスのモデルになったオペラ歌手というのは、実在したドイツのテノール歌手、ヴァルター・キルヒホフ。当時、慰問公演を行っていたキルヒホフは1914年のクリスマスにドイツ軍の塹壕で歌を披露した。すると、わずか100メートルほど先の敵地、フランス軍の塹壕からフランス軍の将校の盛大な拍手が聞こえた。拍手に感動したキルヒホフが、思わず敵地であるフランス軍の塹壕に駆け寄ったことが、このクリスマス休戦のきっかけとなったのだ。
平和への願いを胸にヨーロッパ各国から有名キャストが集結!
フランス、スコットランド、ドイツの兵士たちが集まった、1914年のクリスマスを再現するべく、本作でもヨーロッパ全土からインターナショナルな名キャストが集められた。夫に会うためすべてを投げ打って最前線の塹壕に訪れたデンマーク人ソプラノ歌手アナ役を『ナショナル・トレジャー』『トロイ』のダイアン・クルーガー。平和への願いと責務の間で葛藤するフランス軍中尉オードベールに『ザ・ビーチ』のギヨーム・カネ、さらに厳格なドイツ軍中尉ホルストマイヤーに『グッバイ・レーニン』のダニエル・ブリュール。
人は戦争を止められないのか…その問に、希望の光を投げかけてる一本だ。
| ◆story…ニコラウスとアナ夫妻はドイツの有名なオペラ歌手だったが、ニコラウスは徴兵されアナは戦場の夫にひと目会うため慰問として自らも前線に赴く決意をする。クリスマスを迎えた日、アナとニコラウスの歌声はドイツ軍ばかりか、フランス軍とスコットランド軍にまで届き、兵士たちの心を動かした―。
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| 監督:クリスチャン・カリオン 出演:ダイアン・クルーガー、ギヨーム・カネ、ダニエル・ブリュール他 角川ヘラルド・ピクチャーズ配給/1時間57分/4月29日よりシネスイッチ銀座他にてロードショー公開 http://herald.co.jp/official/aria/
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