
vol.252
大激戦! 欧州CL準決勝第1戦は
バルセロナ、アーセナルが先勝
○アーセナル(イングランド)1−0 ビジャレアル(スペイン)
(19日 ハイバリースタジアム)
来シーズンからホームスタジアムを移転するアーセナルが、慣れ親しんだハイバリースタジアムでの最終戦を白星で飾り、クラブ史上初の欧州CL決勝戦進出へ大きな一歩を踏み出した。
アーセナルは序盤に訪れたセットプレーからのチャンスを逃したものの、前半41分にコートジボワール代表のDFトゥーレが先制ゴール。一方のビジャレアルは、リケルメやタッキナルディを中心に反撃を狙うものの、アーセナルの守備陣によってゴールを挙げることはできなかった。
アーセナルのベンゲル監督は試合後、「良い結果だが、(第2戦も)得点を狙う。ただ守り切るだけでは十分ではない。ゴールを決めないと」と、第2戦も積極的に攻めることをアピール。次戦はビジャレアルの中心選手タッキナルディが累積警告で出場停止になることもあり、アーセナルが敵地での戦いを有利な条件で迎えることになった。
○バルセロナ(スペイン)1−0 ACミラン(イタリア)
(18日 サン・シーロ)
バルセロナは後半12分、ジュリがロナウジーニョの浮き球をボレーで合わせ、値千金のゴール。これを守り抜いたバルセロナが1−0で勝利し、本拠地カンプ・ノウに帰還することになった。
決勝トーナメント1回戦でのチェルシー戦に続き、またしても“事実上の決勝戦”になったACミランとの名門対決。バルセロナはロナウジーニョの活躍によって、94年以来となる欧州CL決勝戦進出へリーチをかけた。
前半はミラニスタを大挙従えたACミランが主導権を握った。ジラルディーノ、シェフチェンコらミラン攻撃陣が決定的チャンスを作り上げるが、バルセロナは無得点で切り抜ける。ロナウジーニョがその実力を見せつけたのは、後半に入ってからだった。ジュリの得点をアシストすると、自らシュートやFKで決定機を演出。追加点こそならなかったものの、改めて存在感を証明した格好だ。
ロナウジーニョは試合後、「偉大なチームに素晴らしい勝利を挙げた。しかし、勝負はまだ終わっていない。とてもタフな90分間がまだ残っている」とコメント。悲願の決勝進出、そして「欧州ナンバーワン」へ向けて、気を引き締めた。