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4月20日、汐留。当初の予定より早く通常運転を再開した「ゆりかもめ」。運休が長時間渡った事に非難の声も。
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vol.252
ゆりかもめ金属部品の破損で2日間運休
14日午後5時5分ごろ、東京都江東区青海の新交通システム「ゆりかもめ」船の科学館駅付近で、豊洲発新橋行き車両(6両編成)が同駅を出発後すぐに故障し、緊急停止した。約230人の乗客にけがはなかった。午後6時半ごろから、豊洲−有明間で一時折り返し運転したが、事故車両の点検のため、同日中の運転再開を断念。乗客約3万人に影響が出た。
警視庁や運営会社「ゆりかもめ」の調べによると、車両は船の科学館駅から台場駅に向かって約50メートル走行してストップ。前から4両目の4つある車輪のうち、左前輪のタイヤを取り付けた車軸の金属部品が破損し、車輪が脱落した。
事故原因はハブの金属疲労と判明。ゆりかもめによると、車輪の脱落があった車両は昨年1月、3年に1回の定期検査を行ったが、肉眼による確認だけで傷などは見つからなかった。部品メーカーの説明では、部品交換の目安は走行距離100万キロで、問題の車両は約90万キロだった。別の鉄道会社で平成16年11月に今回の破損部分と同じメーカー製で、同じ個所に亀裂が見つかり、ゆりかもめにもこの情報が伝えられていたが、材質が違うことを理由に車両の検査は行わなかったという。
また17日までの国土交通省航空・鉄道事故調査委員会の調べで車輪と車軸をつなぐ金属製部品「ハブ」の破断面にさびがあったことが判明。19日にはゆりかもめが事故車両と同じ車両を点検した結果、車輪と車軸をつなぐ金属部品「ハブ」に計3カ所の傷が新たに見つかったと発表した。同社は事故後、90車両を対象に特殊薬剤による精密検査を実施。このうち2車両の2つのハブで傷を確認した。最大で縦1センチ、横1センチの傷。運行に影響はないが、新品のハブに交換した。車両故障の影響で14日夕から運休していたゆりかもめは17日、始発から全線で運転を再開した。車両検査のため通常より本数を約3分の1間引く臨時ダイヤで復旧。24日から通常ダイヤに戻す予定だったが、事故車両と同タイプの車両の点検と安全確認が18日中に終了したため、19日の始発から通常運行に戻った。