
vol.256
This Week PICK UP
『嫌われ松子の一生』
とんでもなくフシアワセ、でもとってもハッピーなシンデレラが誕生
とことん不幸せな人生を、とことんハッピーに生きたヒロイン誕生!!
平凡ながら幸せな音楽教師から巡り巡ってソープ嬢に、そしてヒモを殺して刑務所入り、出所するも今度はヤクザの愛人に…。主人公・川尻松子の数奇な人生を描いた山田宗樹のベストセラー小説を、『下妻物語』の中島哲也監督が映画化!! 不幸が雨あられと降りかかるヒロインを、ミュージカルのような音楽と美術で前作に劣らぬポップさで表現。不幸なのに思わず噴出してしまう爆笑シーンも巧みに盛り込みながら、それでいて最後には松子の人生に大きな感動と愛情を沸きあがらせる、出色のエンターテインメントドラマ。人生を転がり落ちて行く姿を、決して悲惨に見せずコミカルに、しかしどこか哀愁を漂わせながら演じ切ったのは中谷美紀。『電車男』のエルメス役など、これまでの美しきヒロイン像から一転して挑んだ難役を、見事にとらえている。
意外なキャスティングからカメオ出演まで、超豪華な出演陣
ユニークな“松子ワールド”に夢中になりつつも、チェックしてほしいのが本作の豪華な出演陣。松子の父・恒造役で柄本明、弟・紀夫役で香川照之というベテラン俳優が参加。さらに、松子が最後に愛した男・洋一役に伊勢谷友介、松子の人生をひも解くことになる甥・笙役に瑛太と、旬な若手俳優が配されているのもポイント高し。そしてなんといっても、各界から集められたサブキャストやカメオ出演者の豪華な顔ぶれは必見だ。お笑いからは、カンニングの竹山隆範、劇団ひとり、ガレッジセールのゴリ、山田花子らが参加。音楽業界からも一流アーティストが参加。BONNIE PINK、東京スカパラダイスオーケストラの谷中敦が存在感のある演技を見せ、木村カエラやAIが劇中で歌を披露し松子の一生をポップに染める。市川実日子、黒沢あすか、谷原章介、柴咲コウら大物から通好みの俳優たちの他にも、自身と同じ“物書き”役で宮藤官九郎がシリアスな表情を見せたり、劇中にチラリと登場する名も無き女囚役に中島監督の前作でブレイクした土屋アンナが登場したり。この豪華キャスティングが松子の生涯を華麗に彩っているのだ。
| ◆story…昭和22年福岡県に生まれた川尻松子は、中学校の教師となり、歌の上手な先生として生徒の人気を集めていた。ところが修学旅行で、問題児の洋一が起こした窃盗事件をきっかけに、松子は教師を首になり、故郷を飛び出ることに。そこから、松子は人生を転がるように落ちていくのだが…。
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| 監督:中島哲也 出演:中谷美紀、瑛太、伊勢谷友介他 東宝配給/2時間10分/5月27日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズ他にてロードショー公開 PG-12 http://kiraware.goo.ne.jp
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