
vol.256
小泉VS小沢3年ぶり党首討論
国会は17日、小泉純一郎首相と民主党の小沢一郎代表による党首討論(国家基本政策委員会合同審査会)を開いた。両氏が相対するのは小沢氏が旧自由党党首だった平成15年6月以来3年ぶりで、小沢氏の民主党代表就任後は初めて。
小沢氏は当初、(1)中国を中心とするアジア外交(2)在日米軍再編(3)教育(4)農業問題−を取り上げる予定だった。しかし、衆院厚生労働委員会での与党の強行採決に苦言を呈した以外は、すべての質問を教育問題に集中させる作戦に変更した。作戦変更の背景には、「今日は直接対決の第一弾。手の内はまだ見せられない」(周辺)との思惑に加え、民主党が要綱をまとめた教育基本法改正案への対案が「自民党内から賛同者が出てもおかしくない」(幹部)という自信があったようだ。
小沢氏は、政府が提出した教育基本法改正案について「ゆがんだ教育行政の是正という視点が全くない」と批判。首相は「(民主党の)対案も協議しながら、しっかり委員会で審議を進めてほしい」と切り返した。
小沢氏は討論後「来週も向こう(首相)さえよければ」と“再戦”に意欲を示した。