
vol.256
W杯いよいよ本番モード! 代表23人が決定
15日、ついにドイツW杯(6月9日開幕)の登録メンバー23人が発表された。
激戦のFWは5人を選出。ジーコ監督が重用してきた久保竜彦は落選し、リーグ戦、代表で得点を重ねてきた巻誠一郎が選ばれる“サプライズ”があった。
久保は回復途上とはいえ、腰、ひざ、足首とけがを抱えており、ジーコ監督も選ばなかった理由を「(体調が)完璧ではない。彼のプレーは好きだが万全でないと能力は生かせない」と説明した。
DF陣は宮本恒靖ら国内組、中盤は中田英寿、中村俊輔ら海外組を中心に選出。GKの川口能活、楢崎正剛、MF小野伸二は中田英とともに3大会連続選出となった。
「万全の体調」、そして「強い気持ち」。ジーコ監督は、選出の決め手にこの2つを挙げた。「FWの軸」として、故障明けの今年初めから起用し続けていた久保のメンバー漏れは、指揮官の思いを象徴していた。ジーコ監督は選手の「万全の体調」が、個々の能力を最大限に引き出す大きな要素になると判断。苦渋の決断を下した。
指揮官には苦い選手時代の経験がある。86年メキシコ大会直前にひざに大けがを負いながら懸命のリハビリで間に合わせた。だが結果は途中出場3試合。輝きを放つには程遠く、不完全燃焼に終わった。
「あの苦い思いは、自分の(預かっている)チームでは繰り返したくない」。久保にも、チーム全体にもいい影響を与えないと、自らの経験から判断した。
ジーコ監督が就任から求めてきた「強い気持ち」というポイントも、巻が選出される“サプライズ”につながった。「久保優位」の声が大勢を占める中、最後まであきらめずリーグ、代表で愚直に結果を追い求めた巻の姿勢を、土壇場で高く評価したとみられる。
他の登録メンバーは、一昨年夏のアジア杯で連覇を果たした主力の国内組、昨年6月のW杯アジア最終予選で、W杯出場権を勝ち取った選手が占めた。
「日本の国のために一丸となってやる。すべては国のためにと考えている」。自ら「確信を持って」選出した23人で、ジーコ監督は大舞台に臨む。
17日から国内最終合宿に入った23人は、26日にドイツへ出発。その後はW杯期間中のキャンプ地となるボンで最終調整をしながら開幕に備える。02年7月の監督就任より4年。最終局面に突入した「サムライ・ブルー」の軍団は、その集大成となる戦いをドイツの地で披露することができるか。
| ドイツW杯登録メンバー |
| GK |
| 土肥洋一 |
(FC東京) |
| 川口能活 |
(磐田) |
| 楢崎正剛 |
(名古屋) |
| DF |
| 田中誠 |
(磐田) |
| 宮本恒靖 |
(G大阪) |
| 加地亮 |
(G大阪) |
| 三都主アレサンドロ |
(浦和) |
| 坪井慶介 |
(浦和) |
| 中澤佑二 |
(横浜M) |
| 駒野友一 |
(広島) |
| 中田浩二 |
(バーゼル) |
| MF |
| 福西崇史 |
(磐田) |
| 小笠原満男 |
(鹿島) |
| 小野伸二 |
(浦和) |
| 中田英寿 |
(ボルトン) |
| 中村俊輔 |
(セルティック) |
| 稲本潤一 |
(ウェストブロミッチ) |
| 遠藤保仁 |
(G大阪) |
| FW |
| 玉田圭司 |
(名古屋) |
| 柳沢敦 |
(鹿島) |
| 高原直泰 |
(ハンブルガーSV) |
| 大黒将志 |
(グルノーブル) |
| 巻誠一郎 |
(ハンブルガーSV) |
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GERMANY2006 NEWS
王国ブラジルはサプライズなし
世界王者のブラジルは15日、代表23選手を発表し、FIFAの年間最優秀選手に輝いたロナウジーニョらが選出された。サプライズ選出もなく順当な顔ぶれで、ロナウド、アドリアーノ、カカらが選ばれた。大会連覇の重責を担ったパレイラ監督は、「どの試合も決勝戦のつもりで戦わなければならない。油断すれば、こちらが驚かされることになる」と気を引き締めた。
イタリア代表にトッティら選出
[ロンドン 26日 ロイター] サッカーのイングランド・サッカー協会(FA)が、ワールドカップ(W杯)ドイツ大会以降に退任するエリクソン監督の後任として、現在ポルトガル代表監督を務めるルイス・フェリペ・スコラリ氏に、次期監督の就任を要請しているのが分かった。27日付の英サン紙が報じた。報道によれば、FA関係者がリスボンに向かい、同氏とポルトガルサッカー協会の関係者と会談を行ったとされている。
ルーニー、1次リーグ復帰絶望に
右足甲の複数骨折が判明し、W杯への出場が危ぶまれていたイングランド代表FWルーニーが、1次リーグからの出場はほぼ絶望となり、W杯終盤での復帰に期待がかかっている。「過去最強」と評判のイングランドだが、同様の骨折から復帰したばかりのFWオーウェンもまだ万全ではなく、前線に不安を抱えてのW杯となる。両FWの代役はジョー・コールと17歳の超新星・ウォルコットが有力。
豪代表キューウェルが負傷
[ロンドン 26日 ロイター] サッカーのイングランド・サッカー協会(FA)が、ワールドカップ(W杯)ドイツ大会以降に退任するエリクソン監督の後任として、現在ポルトガル代表監督を務めるルイス・フェリペ・スコラリ氏に、次期監督の就任を要請しているのが分かった。27日付の英サン紙が報じた。報道によれば、FA関係者がリスボンに向かい、同氏とポルトガルサッカー協会の関係者と会談を行ったとされている。