
vol.259
東京ヤクルト・古田が1000得点達成
4日、神宮球場で行われた東京ヤクルト−オリックスの交流戦で、古田プレイングマネジャーが通算1000得点を達成した。
満面の笑みを浮かべた古田監督が、三塁からゆっくり本塁へ向かった。リグスの左越え3ランが飛び出した7回、勝利を決定づける一発に、自身の通算1000得点の喜びが重なった。「ありがとう、ありがとう」。ベンチで総出の出迎えをうけ、また顔がほころんだ。
この日はプレーイング・マネジャー冥利(みょうり)に尽きる試合となった。
7回は、宮本の勝ち越し打が出た直後に、追いうちをかける中前適時打。「慎也がどんよりした空気を払ってくれたからね」。2回にも宮本の2点三塁打に続き、右中間二塁打を放った。ともに相手投手の動揺を見透かし、初球を狙い打った。
監督としての喜びも大きい。7回の逆転劇は、無死一、二塁からリグス、岩村が仕掛けた重盗がきっかけだ。「あれは、走りたければどうぞ、のサイン」。慌てた捕手・的山の悪送球で同点に追いつき、ビッグイニングの流れをつくった。この6試合は、米野と交互に先発して3勝3敗だったが、3勝はすべて監督自身が先発した試合だった。首位に立つ交流戦で先発した試合は7勝1敗。「できるだけ頑張りますよ」。5月までは米野に経験を積ませることを優先したが、いよいよ兼任監督が本領を見せはじめた。