
vol.264
金融庁が金融機関の経営管理体制などを評価
金融庁は、金融機関の経営管理体制や信用度合いを4段階で評価する「評定制度」を本格導入した。金融機関に対する格付けともいえる制度で、この制度を活用して各金融機関に自律的な経営改善への取り組みを加速させるのが狙い。
評定制度の対象は、預金取り扱い、貸し付け業務を行う銀行や信用金庫など。法令順守、顧客保護管理、自己資本管理、信用リスク管理など9つの評定項目を設定。ABCDの4段階で評価する。
Aは十分な管理体制がとられており、Bは軽微な弱点があるが、対応がなされているか今後対応可能な状態。また、Cは管理体制が不十分で改善の必要があるもので、Dは管理体制に不備があり、金融機関としての存続が脅かされる懸念がある−という評価内容。
9つの項目でAとBしかない場合は、通常年1回周期で行う検査に対し、1年半に1回など周期を長くして金融機関の負担を軽減する。Cが2つ程度の場合は年1回の周期で検査するが、それ以下だと検査頻度を増やすとしている。
(ビジネスアイ)