今週のTOKYO HEADLINE
vol.267
(2006.08/07-08/13)
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よほどうれしかったのだろう。THE STROKESのジュリアンは何度も何度も「We Love You(愛してるよ)!」と繰り返した
Showbiz vol.267

FUJI ROCK FESTIVAL'06
13万1000人が熱狂!

IT'S ALL ROCK'N'PEACE

 日本の夏フェスの元祖「FUJI ROCK FESTIVAL(以下、フジロック)」が7月28〜30日に、新潟・苗場スキー場で開催された。10回目となった今回は、レッド・ホット・チリ・ペッパーズや、英国の人気バンドフランツ・フェルディナンドら、国内外から204組のミュージシャンが出演。フジロック史上最高の13万1000人が訪れ、音楽と自然に囲まれる3日間を堪能した。
 最終日のオオトリを飾ったのは、ニューヨークのイケメンバンド、ストロークス。大人気の彼らのステージ。フジロックで一番大きなグリーンステージの奥のほうまで人が詰まり、少しでも前に行こうとするファンに誘導員の優しくかつ厳しい警告が何度も繰り返される。最前列には「WE LOVE YOU」と書かれたお手製のメッセージボードを掲げるファンも。ボーカルのジュリアンは、詰めかけたフジロッカーズを見渡しながらお礼といわんばかりに『Is This It』、『Last Nite』などアンコールを含めて全18曲を全力でプレー。途中でステージを降りて客席に乱入し、右から左、そして音響機材のある中ほどまで動きまくる大サービスだった。
 ベストアクトはやはり、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ。中日の29日のトリ、ステージ脇にはフェスに出演したアーティストや本紙でコラムを連載中のクリス・ペプラー氏などギャラリーも多かった。朝から大粒の雨が降ったりやんだりという天候も“レッドホット”パワーなのか、彼らのプレー時にはピタリとやみ、『ダニー・カルフォルニア』、『テル・ミー・ベイビー』をはじめ、往年の名曲『バイ・ザ・ウェイ』などを熱唱した。
 日本勢では、甲本ヒロトの新バンド、ザ・クロマニヨンズが、”新人バンド”ならではの初期衝動たっぷりのライブを繰り広げ、電気グルーヴは『N.O.』『Shangri-La』とベスト盤的なセットで盛り上げ、ピエール瀧は富士山の被りものもしてみせた。 
 オーランド・ブルームとケイト・ボズワースのサプライズ登場からスタートしたフジロックは、元祖夏フェスの本領を見せつけた。「まだまだ挑戦は続きます」(プレスリリースより)と、主催するスマッシュの日高氏はすでに鼻息も荒い。もうフジロック07へのカウントダウンは始まった。

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