

vol.267
ソンミンもゲストで登場
ソウルミュージックに抱かれる
久保田利伸ライブ!
7月30日、午後6時。国立代々木競技場第一体育館はダンスホールと化していた。久保田利伸の約3年ぶりとなる全国ツアーは、開始前からDJが会場をあおっている。BGMの選曲といい、雰囲気といい、音楽が最高に色っぽかった時代の最良の部分が、今も久保田のライブには色濃く残っている。ステージ上のミラーボールがぐるぐる回りだし、期待度最高潮の中、久保田は登場した。メロディーに乗せ、アドリブで久保田が歌う。♪ひさしぶり〜だ〜ね、パーティー・ピーポー、夏の始まり、大事な土曜日、僕を選んでくれてどうもありがとう〜。今回のツアーは、久保田のデビュー20周年ツアーという意味もある。「長い間僕の音楽を聴いてくれて、ありがとう」とMCで語った久保田。ニューアルバム『FOR REAL?』からの曲だけでなく、懐かしいヒット曲を次々と歌い、バラードでは観客を陶酔させる。「子供のころからずーっと出たかった番組」だったという米の『ソウル・トレイン』に出演した際に歌ったナンバーでは、泣きまくるギターワークと、ドスドス刻むリズム隊とからみながら、圧倒的なソウルフルパフォーマンスを見せた。大ヒット中の映画『日本沈没』の主題歌を披露する場面では、ゲストとしてSunMin(ソンミン)も登場。SunMin ThanX Kubotaのユニット名でリリースした『Keep Holding U』を、しっとりと壮大に聴かせた。ソウルミュージックの豊かさに抱かれるような、ハッピーでファンキーでエンターテインメント感たっぷりの久保田のライブ。「もう20年よろしくお願いします!」との言葉には、毎年ライブをやってね、とリクエストしておきたい。