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「第3回黒澤明賞」に輝いた市川崑監督(左)と国際審査員を務める工藤夕貴
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vol.267
六本木−渋谷のメーン会場を同時中継で結ぶ
東京国際映画祭概要発表
「第19回東京国際映画祭」(財団法人日本映像国際振興協会主催)の概要が31日、都内で発表された。
今年は10月21日から29日までの9日間、東京・六本木ヒルズ(港区)とBunkamura(渋谷区)をメーン会場に、都内の各劇場、ホールなどで開催される。
オープニング作品はクリント・イーストウッド監督の『父親たちの星条旗』がジャパンプレミアとして上映され、クロージング作品は約30年ぶりのリメークで話題になっている12月公開の『犬神家の一族』(市川崑監督)を上映する。六本木のオープニングと、渋谷でのクロージングの各イベントは同時中継で結ばれる。
コンペティション部門は600本近い応募作品の中から最終的に選考される15本で競われ、この日は「考試」(中国)、「OSS117 カイロ、スパイの巣窟」(仏)など5本が紹介された。審査委員長は、「男と女」(66年)でアカデミー賞などを受賞したクロード・ルルーシュ監督が務める。
このほか、国内外の注目作を上映する「特別招待作品」、アジア映画を紹介する「アジアの風」、日本映画の新しい魅力を紹介する「日本映画・ある視点」、今村昌平追悼特集など、期間中に合計300本を上映する。さらに、コンテンツマーケットの充実を目指し開催され、今年で3回目を迎えるコンテンツPR、見本市「TIFFCOM2006」や、昨年開催し好評を得た「秋葉原エンタまつり2006」も併設される。
また、この日は世界の映画界に貢献した映画人に贈られる「第3回黒澤明賞」に市川監督(90)が選ばれたことも発表された。同映画祭最終日に賞金10万ドルなどが贈られる。
車椅子で出席した市川監督は今回の国際審査員の1人を務める女優の工藤夕貴(35)から花束を贈られ、「最高の栄誉でございます」と語った。