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盛り上がる観客を前にYAZAWAのロック魂に火がついた。若い女性ファンも「かっこいい〜」と目がハート
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vol.268
ひたちなかが燃えた!
ROCK IN JAPAN FES.2006
YAZAWA最高!で闇夜に舞うタオル!
注目の国内アーティストが一同に会するロックフェスティバル「ROCK IN JAPAN FES.2006(RIJF)」が8月4−6日までの国営ひたち海浜公園(茨城)で開催された。サンボマスターが愛と平和を叫び、奥田民生がギターをかき鳴らし、グループ魂がセキュリティをいじりまくった3日間で、14万1000人を動員。RIJFは日本のフェス史にまた新しい記録を刻んだ。
フェスのフィナーレを飾ったのは、矢沢永吉だった。男のなかの男、そしていつになってもロック魂を持ち続けている男・矢沢がフェスティバルという場所でどんなパフォーマンスを見せるかと、日が傾くほどにステージにどんどん人が集まり始め、出演予定時刻があと30分と迫ったころになるとベースの利いた「永ちゃんコール」が自然発生的にスタート。「永ちゃん、永ちゃん」とオーディエンスがエンドレスに繰り返す。ステージ脇に2台のバイクが控え、大音量のバイクのエンジン音で矢沢が登場すると地響きのような歓声が上がった。
矢沢は、白いスーツの裾で風を切りながら白のマイクスタンドを、1回、2回とターンさせる。次の瞬間には汗を飛び散らしながらステージ上を左右に駆け回り、若い観客をあおる。矢沢のロックに目を輝かせるファンたちに『SOMEBODY'S NIGHT』などのヒット曲で矢沢イズムを注入した。アンコールで見渡す限りの観客が持参のタオルを空高く放り投げるのを見届けると、矢沢は「最高!」と最高の笑顔を見せた。
汗でズボンまでびっしょりになるほど動きマイクターンもびしっと決める矢沢永吉56歳に、感嘆と関心とリスペクトの声が送られた。彼の魅力に世代は関係ない。
男は野太い声で興奮した叫び声を上げ、女は恋に落ちた少女のように胸をドキドキさせた。RIJFで矢沢は、彼の音楽、そして矢沢永吉という男が発する魅力には世代も性別も関係ないと証明した。
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「暑いね〜」と何度も繰り返していたChara。彼女のライブが熱かった!
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永ちゃんに負けない!
ガールパワーで熱唱
今年のRIJFでは女性アーティストの台頭が目についた。最年長の矢沢永吉に負けてはいられないと、CharaやCocco、木村カエラ、Salyu、チャットモンチーらが持てるエネルギーを爆発させて最高の演奏で女性アーティストの本領を聞かせた。
Charaのステージには身動きするのも気がひけるほど人が集まった。レコード会社を移籍し気持ちも新たに音楽に向かおうとしている彼女が披露したのは、『スカート』、『ミルク』のほか、YEN TOWN BAND名義の『Swallowtail Butterfly〜あいのうた〜』など。彼女が感情を搾り出すように歌う歌は暑さも日焼けの心配も忘れさせた。
バンドでは、徳島出身の3ピースガールズバンド、チャットモンチーが大健闘。『東京ハチミツオーケストラ』を筆頭に、太めの音でぐいぐい攻めるオルタナティヴロックサウンドで、ステージエリアに入りきれないほどの観客をノックアウトしていた。