今週のTOKYO HEADLINE
vol.270
(2006.08/28-09/03)
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TOKYO CULTURE vol.270

INTERVIEW

mihimaru GT

ドラマの主題歌になった『恋する気持ち』や聞くだけで気分がアガる『気分上々↑↑』といったヒット曲で、存在感を大きくしているmihimaru GTが、ニューシングル『いつまでも響くこのmelody / マジカルスピーカー』をリリースした。先日デビュー3周年を迎えた彼らは、『いつまでも響くこのmelody』で、応援してくれるファンを始め、これまでに関わってくれたたくさんの人たちに感謝の気持ちを伝えたいという。

―夏も終盤。いい夏でしたか?

hiroko:今年も「a-nation」に出演させていただいたんですが、むちゃくちゃ暑かったです。これまでは自分たちが引っ張っていかなきゃっていうステージだったんですけれど、出演するのも4年目になって、自分たちで引っ張りつつもみんながのってくれていいライブになりました。本当に『気分上々↑↑』以降、私たちのことを知ってもらえてるんだなって感覚があります。

―『気分上々↑↑』のヒットは大きなステップだったということですか?

hiroko:そうですね。対バンで回ってもトリをやらせてもらえたりして。

miyake:それまでは、ツアーっていうとお客さんの前でいろんなヘマやったりドジ踏んだりしながら、スキルを磨いていくっていう修行的な要素が強かったんですけど、『気分〜』のあとは、「失敗をなんぼしてでもいいや」っていうのはなくなっちゃいました。どこにいってもたくさんの人が見にきてくれるし、「失敗もできない!」って。

―違う意味での修行ツアーになったんですね。

hiroko:いきなりそういう環境に置かれたのでショックもありましたけど、だんだん気持ちよくなってきました。ただ、それに浮かれてたらいけない、と。地に足をつけて自分自身を見つめていなければと思ってます。

―そうした良い状況のなかで、『いつまでも響くこのmelody / マジカルスピーカー』がリリースされました。

miyake:この曲は2年前に作った曲なんですよ。ちょうど『帰ろう歌(か)』と同じぐらいの時期ですね。

hiroko:私たち先日、デビューから3周年を迎えて、これまでに関わってくれた人やライブに足を運んでくれたファンの人たちみんなに「ありがとう」って言いたくて、それで「感謝」をテーマに曲を作ろうってなって。

miyake:当初は、恋愛をテーマにした曲だったんですけど、感謝のほうがしっくりきたんです。この曲はグレン・ミラーの『IN THE MOOD』をモチーフにしているんですけど、そのスイングしている部分とサビが全然雰囲気が違っている難しい曲で、恋愛だと曲の変化に詞が対応するのに大変なところがあったんです。でも「ありがとう」だと、友達に言う「ありがとう」だとか、ファンに対する「ありがとう」、「お母さん、生んでくれてありがとう」じゃないけど深いものもある。それがこの曲に合ってたのかな。

―『IN THE MOOD』をモチーフにしたのはどうしてですか?

miyake:『帰ろう歌』でボレロを使ったこともあって、僕らは大ネタを使うグループっていうイメージもあるみたいですね。でも、今回は当時ビッグバンド系のジャズをすごく聞いていた影響ですね。自分たちの音楽を聞いてくれるのはすごくうれしいけど、そこから僕らが聞いてきた音楽だとか、影響された音楽も一緒に聞いてくれたらいいなって思ってるんですよ。例えばHIPHOPは、自分が影響を受けた人をリスペクトしてサンプリングして、ラップする。リスペクトの上にあるっていうか、お互いを尊敬しあっていないとできないと思いますから。

―それを踏襲していると。

miyake:僕らはずっと「HIP POP」っていうテーマを掲げて活動してきてますし、そういったHIP HOPな意味合いも込めて、mihimaru GTがいろんな音楽を聞くきっかけになってくれればと。いい歌、いい曲、いいメロディーって、作った人やタイトルが分からなくてもずっと響くじゃないですか。『IN THE MOOD』が聞かれ続けているのもいい音楽だから。『いつまでも響くこのmelody』なんですよ。

―カップリングは『マジカルスピーカー』。ノリノリのパーティーチューンですね。

hiroko:話が戻っちゃいますけど、『気分上々↑↑』のあとなんか吹っ切れたというか、こうあるべきだからこうしなくちゃっていう使命感が取れた気がするんです。それで遊び心が出てきたんですよ。こうしたい、こう盛り上がりたい!って、心から楽しめる音楽ができるようになってきてるかな。

―アルバム『mihimagic』(9月13日発売)も期待できそうです。

hiroko:私たちの「リアル」を聞かせられる作品です。期待していてくださいね。



(本紙・酒井紫野)

いつまでも響くこの melody / マジカルスピーカー 
発売中 1000円(通常盤・税込)ユニバーサルJ


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