
vol.272
愛してくれてありがとう!
サビシイけれどこれで「バイバイ!」
木更津キャッツアイがワールドシリーズでついに完結
楽しいことにもいつか終わりは来る。それが楽しければ楽しいほど、サヨナラを言うのは辛い。約5年前、テレビシリーズから始まった『木更津キャッツアイ』も、今度の映画『木更津キャッツアイ ワールドシリーズ』でラスト。正真正銘の完結編が完成した。記者会見に集まった5人は、口々にしんみりとした感想を……と思いきや、実は会見は笑いの連続だった。最初に岡田(准一)が、「公園のベンチに座っていたら、片耳ピアスの男の人から“木更津やってください!”と言われたのを思い出しました」と、笑いを堪え声をふるわせながら話すと、他の4人も小刻みに肩をふるわせて笑っている。おかしいのか、感動しているのか見分けがつかない5人のネタのような話はさらに続き、彼らにとって“木更津”がいかに愛すべき作品だったのかが伝わってきた。会見が始まる前に予告映像が流されたが、ソデで5人そろってそれを見ながら「泣きそうになったよね」と岡田が言う。さびしいけど、サヨナラを言わなきゃいけない時もあるのだ。それにしても気になるのは、「今回が“オフィシャル的”には完結編」と言う磯山プロデューサーの言葉だ。なにしろ、ドラマで一度死んで、映画でまた天国に行ったのに、今作では死後3年でぶっさんが復活するのだ。木更津ファンにはかすかな期待(?)を抱かせながら、はちゃめちゃな笑いと「さよなら」の涙を乗せて、最後の“キャッツ”が10月28日に公開される。