
vol.275
小沢民主党代表が体調不良
民主党は25日、都内で臨時党大会を開き、小沢一郎代表(64)の再選を正式に承認した。小沢氏はあいさつで、「私自身の政治経験、政治生命のすべてをかけて、(自民党との)決戦の先頭に立つ」と述べ、政権奪取に向けた意欲を示した。また、菅直人代表代行(59)、鳩山由紀夫幹事長(59)を再任する考えを示し、了承された。新執行部人事ではこのほか、松本剛明政調会長(47)の再任や、渡部恒三国対委員長(74)の後任に高木義明副代表(60)を内定。渡部氏は最高顧問に就く。
26日には両院議員総会で、新執行部人事と次の内閣(NC)を承認、2期目の小沢体制を発足させた。
菅直人代表代行は総会で、「民主党が政権を担当することが国民の生活のためになる。全員一丸となって全力を挙げてほしい」と強調した。
小沢一郎代表は体調不良を訴え、25日の臨時党大会後に東京・千駄木の日本医大病院に検査入院した。小沢氏に代わって会見した菅直人代表代行は「国会が長丁場になり、衆院補選もある。早めに検査しておきたいということだった」と説明した。
26日には、首相指名選挙を行う衆院本会議に出席したが、本会議終了後は検査のため再び病院に戻った。自らの氏名を書く首相指名選挙への欠席は避けたいとの思いがあったのと、体調不良が与党の攻撃材料にされかねないと判断したとみられる。
2日に行われる代表質問は見送り、鳩山由紀夫幹事長が代わりを務めることになったが、27日には鳩山幹事長は10月中旬にも予定されている小沢一郎代表と安倍晋三首相との党首討論についても「(小沢氏の症状が)万全ではないと判断したら、やめてもらうことはあるかもしれない」と語った。