
vol.277
朝食抜きが原因!? 子供の持久力が大幅低下
子供の持久走の成績が20年前に比べ5〜9%悪くなり過去最低レベルにあることが8日、文部科学省が実施した「体力・運動能力調査結果」で分かった。男子の17、19歳のタイムは過去最低記録を更新し、女子の16、17、19歳は過去10年間で最も低かった。調査は昨年5〜10月に実施。6〜79歳の男女約7万1500人のデータを集計し、「体育の日」に合わせて公表した。
「持久走」の平均タイムは、12〜17歳の男女のすべての年代で20年前より大幅に低下。男子(1500メートル)で18〜24秒、女子(1000メートル)で17〜27秒遅くなった。年齢別では、男女ともに16歳が最も悪化している。
持久力と生活習慣との関係について「20メートルシャトルラン」(往復持久走)の結果を探ると、「朝食を毎日食べる」層の折り返し回数は、男女とも年齢を問わずに「毎日食べない」層よりも多かった。テレビやテレビゲームの1日の視聴時間が「3時間未満」の層は、「3時間以上」と比べて多かった。
全般的には、男子は持久走のほかに18歳の握力が過去最低。女子は「ボール投げ」(17、19歳)、「立ち幅とび」(8、9歳)、「握力」(30〜39歳)が最低となった。一方、「反復横とび」は中高年層で好結果が相次ぎ、男子の30〜59歳のほぼすべてと女子の45〜49歳、55〜59歳で過去最高となった。