
vol.277
アイフルが「命の担保」を11月末に廃止へ
消費者金融大手アイフルは10日、融資の際に借り手に掛ける「消費者信用団体生命保険」を11月末で廃止すると発表した。プロミス、武富士、アコムはすでに打ち切りを決めており、大手4社が足並みをそろえたことになる。「命を担保にしている」と批判が強かった同保険は、廃止の流れが一段と強まってきた。
同保険は、業者が保険料を支払い、借り手が死亡すれば保険金を借金返済に充てる仕組み。金融庁の調査によると、2005年度末現在で17業者が利用、同年度の受取保険金は総額302億円(5万1997件)に上る。
各社は、同保険に関しては「遺族に借金を残さないためのサービスだ」との立場だ。しかし、批判が強まっていることに加え、今後は説明義務の強化で事務コストの増加が見込まれるため、保険契約の存続は難しいと判断した。
(ビジネスアイ)