

vol.277
山田孝之、玉山鉄二『手紙』完成披露試写会
「友達少ないので…本当の兄弟のようでした」
誰かが罪を犯した時、加害者の家族はどんな人生を送ることになるのか。人と人との根源的なつながりを描いた、直木賞作家・東野圭吾の『手紙』が映画化され(生野慈朗監督)、完成披露試写会に山田孝之、玉山鉄二、沢尻エリカが出席した。
弟の大学進学費用を捻出するため強盗に入り、はからずも殺人を犯してしまった兄。山田と玉山は、それぞれ弟と兄として肩寄せあうように生きてきた兄弟を演じた。刑務所に入る役のため4キロ減量し、生涯始めて丸狩りにした玉山は、髪は伸びたがほっそりした印象。「(山田とは)お互い人見知りで友達も少ない。山田君はプライベートでも“兄貴”って呼んでくれて飲みに行ったり、本当に兄弟みたいでいい関係を築けた」と話した。『手紙』は東野圭吾のベストセラーの中でも、とくに涙を誘う傑作として常にファン投票のベスト5にランクインしている物語。兄と弟がやりとりする“手紙”には、「直筆で書くことに対する怖さと恥ずかしさ。それを乗り超えることの強さが手紙にはある」と、生野監督は語っている。沢尻エリカは、弟・直貴を見守る芯の強い女性を演じている。公開は11月3日。