

vol.277
三宅裕司率いる劇団SETが、ヒップホップのルーツを探る旅に出た!
三宅裕司率いる劇団スーパー・エキセントリック・シアターの第44回本公演、ミュージカル・アクション・ヒップホップ・コメディー『ナンバダ ワールド ダンシング』が、東京芸術劇場・中ホールで上演中だ。常に『ミュージカル・アクション・コメディー』を主軸とするSETだが、今回それに『ヒップホップ』が加わっているのには理由がある。
器用な日本人はずっと西洋の文化をコピーしてきた。今、ヒップホップに夢中になり、ダンス技術は世界トップレベル。だけど本場とはどこか違う。何かが足りない。日本人独自のカルチャー(ヒップホップ)を創るためには、日本人はどう生きればいいのか? というのが、今回の舞台に際しての三宅の企画意図なのだ。といってもそこはコメディー。三宅、小倉久寛コンビの笑いはもちろん、サザンオールスターズの松田弘が監修した多彩な音楽と、タップダンサーHIDEBOHをはじめとする総勢60名のダンサーたちのパフォーマンスでステージは盛り上がる。しかし、どんなにうまく踊っても、日本人特有の“ナンバ”の動きになってしまうダンサーたち。「本場ニューヨークへ行ってヒップホップ誕生の歴史とルーツを探れば、きっと日本人のヒップホップの道も開かれるはずだ」と、4人の若者たちが立ち上がる。4人はヒップホップのルーツを探る旅から何を得られるのか…。公演は同所で29日まで。
劇団SETオフィシャルサイト:http://www.set1979.com/