今週のTOKYO HEADLINE
vol.277
(2006.10/16-10/22)
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Sports vol.277

日本、インドに3−0快勝も…

オシム監督「満足できない」

 サッカーの日本代表は11日、サリカンテラワ競技場でアジア杯予選第5戦でインドと対戦、初先発の播戸(G大阪)の2得点などでインドに3−0で快勝した。
 日本は前半23分に三都主の左クロスを播戸が押し込み先制。同44分には三都主の低い折り返しを播戸が頭で決めた。後半37分には中村憲(川崎)が豪快なミドルシュートを突き刺した。既に本大会出場を決めている日本は4勝1敗となった。
 スコアは快勝。しかし前半終了と同時に、オシム監督の怒りが爆発した。終了間際、相手CKの守備で、インドの選手にフリーでヘディングシュートを合わせられたからだ。選手が見せた一瞬の気の緩みに、オシム監督はロッカールームに戻りながら、川口、阿部らを怒鳴りつけた。
 3−0という結果とは別に、オシム監督が「子供のよう」と評した試合運びは相変わらずだった。「だんだん勢いがなくなった。疲れないためには、落ち着いてプレーすればいいのに、みんながデコやロナウジーニョのようなパスを出そうとしている」。ガーナ戦では鳴りを潜めたボヤキ節が1週間で復活した。
「もしこれで満足するようなら、監督である資格はない。今後よくなる見込みがなければ、入れ替えを考えなければ」。若いチームが大人になるまで時間がかかることは理解しながらも、いらだちを抑えられない。「ひと単語で言うと、『エレガント』さが必要だ」。国内組にこだわり続けた指揮官から、経験豊富な海外組への思いが伝わってくるようだった。

殊勲の播戸は「まだまだ」

 Jリーグで15得点。日本人得点王を走る旬の男・播戸が代表初先発で、いきなり2ゴールを挙げた。
 4日のガーナ戦で負傷し、6針縫った右側頭部はまだ抜糸もしていないが「ちょっとずつ慣れているようじゃ、代表におられんようになる」。感染症の危険があろうと、立ち止まるわけにはいかなかった。
 99年世界ユース準優勝メンバーだが、その後は日の丸から遠ざかっていた。2ゴールは祝砲といえるが、「まだまだ」が口ぐせの男は「その前に決めるところで外した」と、満足はしていなかった。



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