今週のTOKYO HEADLINE
vol.279
(2006.10/30-11/05)
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Showbiz vol.279

故郷に錦
大山百合香 沖永良部で凱旋フリーライブ

 モンゴル800のヒット曲『小さな恋のうた』をカバーしたことで注目を集めている歌手の大山百合香が21日、故郷の沖永良部島で凱旋ライブを行った。最新アルバム『KIND OF BLUE』の発売を記念して行われた無料ライブで、会場には島民や全国から招待されたファンなど合わせて3000人が詰め掛け、大きく手を振ったり、ジャンプしたりしながら、島一番の祭りを楽しんだ。
「みんな、ただいまー!」
 西の空がサーモンピンクに染まるころ、大山がステージに登場した。7月に島の「港祭り」で歌って以来、久しぶりのライブ。上京して歌手活動をしている大山は、会場いっぱいの観客に呼びかける。久しぶりの帰郷、そして自分の歌う歌に合わせて、手を大きく振って答えてくれる観客を前に、最新アルバム『KIND OF BLUE』 の楽曲を中心に丁寧に歌った。美しくて繊細、そしてコバルトブルーの沖永良部の海よりも透き通った大山の声が、海から吹き付ける暖かい風にのって島中に響く。大山の声に惚れ、モンゴル800がカバーすることを許可したというヒット曲『小さな恋のうた』、やさしいバラード『さよなら』、故郷を思って作ったという『会いたい』などをしっとりと歌った。古内東子が提供した『記憶の糸』を歌うころには、感激で涙声に。「もっともっと大きくなってまた帰ってきます。ずっとずっと応援してください!」とステージを締めくくった。
 港まつり以外にはほとんどコンサートも行われない、最新CDも発売日には入ってこないという沖永良部島。今回のライブを実現するために、島の商工会のメンバーを始め、島の人60人を含む200人が関わった。「コンサートはすばらしかった。島が一丸となって何かを楽しめたことはもっと良かった」(商工会)。いつもは農業や漁業などの家業や、学校で忙しい島に住む人たちが歌って踊って騒げた。サポートしてくれる島の人たちに、大山が贈った最高の「ありがとう」だった。



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