
vol.280
打率4割の大爆発!
悲願の世界一に「ホント信じられない」
田口カージナルスがWシリーズ制覇
米大リーグのワールドシリーズ第5戦は27日、カージナルスがタイガースを4−2で下し、通算4勝1敗で24年ぶり10度目の優勝を果たした。
カージナルスは1−2の4回、モリーナ、田口の連打で一死一、二塁とし、敵失、エクスタインの内野ゴロなどで3−2と逆転。7回にもローレンの右前適時打でリードを広げた。8番、左翼で先発した田口はこの日3打数1安打。プレーオフ通算では15打数6安打4打点2本塁打の活躍を見せ、昨季の井口(ホワイトソックス)に続きワールドシリーズで優勝した2人目の日本人野手となった。
田口は2歳になる長男、寛君をグランドで抱き上げ「もう、ホント信じられないですね、夢じゃあないですよね」と歓喜のコメントを残した。オリックスで約束されたレギュラーと推定年俸1億2000万円を捨て、米国に挑戦して5年目。当初はファーム暮らしやベンチを温める日も続き「腐ることもあった」というが、今季に入ってからはチームプレーに徹する“いぶし銀野球”が開花。日本流の細かい野球で強打ぞろいのカージナルスに新風を巻き起こし、チームの世界一に大きく貢献した。