
vol.282
楽天・ドコモが新オークションサイトでヤフーを追撃
ネットサービス大手の楽天とNTTドコモは13日、ドコモのネット接続サービス「iモード」にオークションサイトを開設し、20日からサービスを開始すると発表した。楽天はオークション分野で先行するヤフーを追撃。ドコモは魅力的なサービスを取り込むことで、番号ポータビリティ(番号継続制)のスタートで激化する顧客争奪戦に勝ち抜く考えだ。
新サービスを提供するのは、楽天とドコモが昨年12月に共同で設立した「楽天オークション」。13日にパソコン向けのサイトを開設し、20日からiモードにも拡大する。ドコモが公式オークションサイトを開設するのは今回が初めて。
オークションは、商品や代金の受け渡しをめぐるトラブルに加え、住所や氏名などの個人情報を公開することへの抵抗感がネックとなっている。新サービスは、代金や商品の受け渡し時に名前や住所などを開示する必要がないのが最大の特徴。匿名でオークションに参加できるほか、商品の発送や受け取りも、ID番号を郵便局に申し出るだけで行える。
また、iモード版では、競売で知り合った人同士がメールで情報交換や交流ができる「SNS」も提供していく。楽天は2010年までに、オークション利用者1500万人を獲得し、年間取扱高で4000億円を目指す。
携帯各社によるネット接続関連のサービス競争はすでに始まっている。オークション分野では、ライバルのKDDI(au)はすでにサイトを開設。ソフトバンクモバイルはヤフーと連携している。SNSでも、すでにKDDIはサービスを開始。ソフトバンクも、米メディア大手のニューズ・コーポレーションと提携し、携帯版のSNSを検討している。
(ビジネスアイ)