
vol.282
This Week PICK UP
『めぐみ 引き裂かれた家族の30年』
ごく普通の夫婦がなぜここまで戦い続けることができたのか
アメリカのジャーナリスト夫婦監督が北朝鮮拉致事件を見つめた衝撃作!
1977年、当時13歳の横田めぐみさんが姿を消した。当初は失踪事件とされていた。行方どころか生死もつかめない長い年月、決してあきらめることなく娘の行方を捜していた横田夫妻は数年後、北朝鮮による拉致という衝撃の事実に突き当たる…。
今、日本中の人々が見守る北朝鮮による拉致問題。日々のニュースのなかでも拉致被害者の家族たちの戦いが細かに伝えられている。まったく情報のない状態から北朝鮮による拉致事件であることが判明するまで、そしてそれが国家を動かし被害者の帰国につながるまで、その想像を絶する戦いの真実を伝える衝撃のドキュメンタリー。
製作総指揮はアカデミー賞ノミネート8部門、3部門を受賞した『ピアノ・レッスン』のジェーン・カンピオン。本作を監督したのは、ジャーナリストのクリス・シェリダンとパティ・キム夫妻。数々のドキュメンタリー番組を手がけたクリスと、CBCの看板キャスターの1人であるパティは、夫婦の監督チームとして活動を続けてきた。横田夫妻の存在を知った2人は、その姿をフィルムに収め、国家による拉致という事件の真実を広く世に伝えたいと、メガホンを取り、初めての長編ドキュメンタリーを完成させたのが本作である。
普通の人々が直面した、想像を絶する戦いの記録―それは家族の愛の記録。
「ごく普通の銀行マンと主婦が、ある日突然日本と北朝鮮の最高レベルの関係に巻き込まれ、心をズタズタにされた。普通の人々に何が起こったのかを見るため、私たちは彼らの視点に立った」―そう語る監督夫妻。「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会(通称“家族会”)」の発足、冷たい政府の反応、心無い中傷、再会を果たせぬまま被害者の家族たちが高齢化し亡くなる人もいる状況。やがて小泉純一郎元総理の初訪朝が実現する…。横田夫妻の視点に立ち、拉致被害の真実とそれに立ち向かった家族たちの記録を追った本作は、同時に家族と引き離されたごく普通の人々の強い愛を描いた作品でもあるのだ。彼らの苦悩と戦い、そして何ものにも負けない強い愛に、衝撃と感動がおしよせる。
| ◆story…1977年11月15日。新潟に住む13歳の中学生・横田めぐみさんが、下校途中に姿を消した。誘拐か、事故か、家出か…警察はさまざまな可能性を含めて捜査を始め、両親の横田夫妻もあらゆる手段を使って、めぐみさんを探したがようとして行方は分からない。それから2年後、妻・早紀江さんは日本海側で起こっているアベックの失踪事件の記事に目を留めた―。
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| 監督:クリス・シェリダン、パティ・キム 出演:横田滋、横田早紀江、増元照明他 ギャガ・コミュニケーションズ powered byヒューマックスシネマ配給/1時間30分/11月25日よりシネマGAGA!他にてロードショー公開 http://megumi.gyao.jp/
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