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11月18日、日米韓首脳がハノイで会談(2006年 ロイター/Kevin Lamarque)
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vol.283
対北で日米韓に微妙なズレ!?
[ハノイ ロイター]安倍晋三首相は18日昼、ベトナムのハノイ市内のホテルでブッシュ米大統領、盧武鉉大統領と会談。3カ国による首脳会談では、北朝鮮問題などで緊密に協力することで一致した。ただ、北朝鮮に対しては盧武鉉大統領が対話と圧力を組み合わせる必要があると話すなど、姿勢の違いもみられた。
政府筋が会談後、明らかにした。
会談では冒頭、ブッシュ大統領が東アジア地域の重要性を強調し、安全と繁栄に取り組んでいると発言した。安倍首相と盧武鉉大統領は、日米韓3カ国が北東アジアの安定と繁栄のために緊密に協力することが重要との認識を共有しているとの考えを述べた。
安倍首相は拉致問題にも言及しながら、6カ国会合では早期に具体的成果を得る必要があるとして、引き続き圧力をかける必要があると指摘した。ただ、盧武鉉大統領は対話のための努力と圧力を適切に組み合わせて対応する必要性を強調、慎重な姿勢をみせた。
また、安倍首相は中国との経済関係について「中国の経済発展は日米韓にとってチャンスであり中国が国際社会でふさわしい役割を果たすよう日米韓が協力していく必要がある」との考えを表明した。
3カ国による首脳会談に先立って行われた日米首脳会談では、安倍首相が今後進める政策についての基本的方針を伝えた。また、外交では普遍的な価値観に基づく日米同盟について、国際社会の中でさらに強化していく考えを表明した。
さらに北朝鮮問題では、両首脳が北朝鮮の核の保有を断じて容認せず、近く再開される6カ国協議で北朝鮮を除く5カ国が共同して北朝鮮の非核化に向けて具体的に動き出すことが重要との考えで一致した。
声明で北を非難
[ハノイ ロイター]アジア太平洋経済協力会議(APEC)の首脳会議は19日、「持続的な成長と繁栄のための躍動的なコミュニティに向けて」をテーマとする「ハノイ宣言」を採択し、閉幕した。同宣言では、世界貿易機関(WTO)の多角的通商交渉(ドーハ・ラウンド)の支持を最優先事項とし、自由で開かれた貿易や投資というAPECの目標に向け、努力することで一致した。
北朝鮮の核実験への非難は首脳宣言には盛り込まれず、議長国であるベトナムのグエン・ミン・チェット大統領が閉幕後に開いた記者会見で、北朝鮮の核実験を平和と安全保障への脅威として非難する声明を口頭で発表した。
大統領が読み上げた声明は、10月の北朝鮮による核実験を「われわれが共有する平和、安全保障に関する利益、朝鮮半島の非核化達成という共有の目標にとって明確な脅威」と位置づけた。
米国と日本は、北朝鮮政府に可能な限り強いメッセージを送る声明を希望していた。