
vol.283
堀江被告が被告人質問で「もういい」
証券取引法違反罪に問われたライブドア(LD)前社長、堀江貴文被告(34)の第24回公判が21日、東京地裁(小坂敏幸裁判長)で開かれ、検察側の2回目の被告人質問が行われた。堀江被告は資料を提示せぬままメールの内容を問いただす検察側の手法に反発。「一部じゃなく全文読んでよ」などと怒声を上げたが、検察側にはねつけられた。
被告人質問に先立ち、弁護側は検察側の質問方法を強く批判。メールなどを堀江被告に直接提示しないやり方について「極めて違法。場合によっては黙秘権を行使する」と主張した。
検察側は被告人質問で、LDの事業部門拡張に関する堀江被告と元代表取締役、熊谷史人被告(28)のメール内容を質問。メールを提示せずに引用すると、弁護側は「提示しないなら答えない」とかみついた。
検察側が引用をやめ、大まかな内容だけを読み上げて質問を続けると、堀江被告は「一部だけあげつらってどうのこうの言っている。提示すればいいでしょう」と語気を強め、検察側は「これは私の質問。あなたの要求を聞く場ではない」とはねつけた。
それでも収まりがつかない堀江被告は「論理が破綻している。もういいや」と吐き捨てた。