
vol.283
いざなぎ景気を超えた!?
大田弘子経済財政担当相は22日、関係閣僚会議に11月の月例経済報告を提出した。景気判断は「(個人)消費に弱さがみられるものの、回復している」とし、これまでの「回復している」から下方修正した。景気の基調判断を下方修正したのは2004年12月以来23カ月ぶり。しかし「回復」という表現は維持。02年2月から始まった今回の景気拡大局面は58カ月連続となった。大田経財相は「正確な判定は時間を待たなくてはいけないが、月例の基調判断ベースではいざなぎ(景気、57カ月)を超えた」と、戦後最長景気を宣言した。06年7〜9月期の国内総生産(GDP)で2期ぶりにマイナスに転じ、判断が注目された「個人消費」は「伸びが鈍化」から「横ばい」へと9月以来、2カ月ぶりに下方修正した。修正までの間が2カ月しかないことを踏まえると、消費停滞が鮮明になってきたとはいえ、今後成長が停滞する「踊り場」入りする可能性も高まった。