
vol.283
三池崇史 新作は全編英語の和製西部劇!!
Q・タランティーノも出演
邦画史上初の全編英語の和製西部劇「スキヤキウエスタン ジャンゴ」(三池崇史監督、来年秋公開)の製作会見が19日、山形・鶴岡市のロケセットで行われた。主演に伊藤英明、共演に佐藤浩市ら大物俳優をそろえたほか、米監督のクエンティン・タランティーノも出演。しかも、主題歌を歌うのは演歌歌手の北島三郎と豪華すぎる布陣だ。邦画の常識を超えたハチャメチャな異色作で世界へ“決闘”を挑む。
同作は、三池監督が大好きでオマージュを捧げるというイタリア、スペイン合作「続・荒野の用心棒」(セルジオ・コルブッチ監督、1966年)と源平合戦を融合させた物語。平家ギャングと源氏ギャングが対立する架空の村・湯田を舞台に、さすらいの凄腕ガンマン(伊藤)の活躍を描く。
この日は約1億5000万円かけた同村のセットで銃撃戦のシーンなどを撮影。馬に乗った伊藤が、町の中央を突っ切る約140メートルの下り道を疾走し、途中、振り返りざまに銃を撃つガンアクションを披露。あまりのスピードに、被っていたテンガロンハットが吹っ飛ぶ熱演だ。キャスト陣は撮影前の約2カ月、ハリウッドから呼んだ英語のコーチ、馬とガンアクションそれぞれのトレーナーの下で特訓を重ねた。
撮影後の会見で伊藤は「西部劇は大好きですが英語、銃をクルクル、馬に乗る…。どうしようと思った。でもやってみると楽しくて、続編もやりたいと今から思っています」と順調ぶりを報告した。 一方、三池監督はタランティーノ監督の起用に「ハリウッドの常識を変える人間で、この作品に合うと思って。彼の映画『ホステル』に僕も出たしね」。演歌界の大御所・サブちゃんが主題歌として「続・荒野−」のテーマ曲「さすらいのジャンゴ」の日本語歌詞版を歌うが、「海外に出すには演歌が合うかなと」と斬新なアイデアだ。12月上旬まで撮影。