
vol.289
ヤマタク訪朝の成果は!?
かねてから訪朝をにおわせていた自民党の山崎拓元副総裁が北京発の高麗航空機で9日午後、平壌入りした。
山崎氏は小泉前首相が北朝鮮の金正日総書記と交わした日朝平壌宣言を高く評価する一方、拉致問題の解決を前面に掲げ、圧力を強める安倍政権の方針を「外交のパイプが途絶えている」と批判してきた。
公安筋によると、今回の訪朝に際し、山崎氏は朝鮮総連など複数のルートを使い、入念に事前調整を進めてきたとみられるが、政府には事前に打診しておらず、首相官邸は数日前に情報筋を通じ、山崎氏の訪朝計画を知ったという。
強い不快感を示す安倍首相は9日、首相官邸で記者団に「核廃棄に向け、国連決議にのっとり、国際社会が北朝鮮に圧力をかけている。日本の基本的な方針と国際社会の認識を踏まえてもらいたい」と強い口調で述べていた。