
vol.292
東証とNY証取が戦略的提携 資本提携の可能性も
東京証券取引所とニューヨーク証券取引所を運営するNYSEグループは31日、戦略的提携で基本合意した。訪米中の西室泰三・東証社長とNYSEのジョン・セイン最高経営責任者(CEO)が調印後、会見して発表した。国境を超えた取引所の統合・提携が相次ぐなか、東証とNYSEは、将来的な資本提携の可能性も含めて関係強化を進めていく。具体的な提携内容は、株価指数に連動する上場投資信託(ETF)などの新上場商品や次世代システムの共同開発、投資家や発行企業のアクセス改善など。ワーキンググループで定期的に協議するほか、首脳同士が3カ月ごとに協力関係の進展について話し合う。
株式を持ち合う資本提携については、2009(平成21)年度までに予定している東証の株式上場以降の課題になる見込み。西室社長は「深みと幅のある提携にしたい」とした。